今日のテーマは、『世界が確変モードに突入しつつある今、日本の株式市場に見出す勝機』です。
予め断ると、私自身はギャンブルに全く手を出しません。
ですので、
自らの体験として深く理解をすることなく、タイトルに、
『確変モード』という言葉を使うことをご容赦ください。
昨日の公式ブログでは、
『政策の転換期、強い日本円を取り戻せるか』と題して、
投資環境が大きな転換点を迎えているとご紹介しました。
来週開催のFOMCでは、
米・政策金利の『利下げ』はもはや決定稿となっており、
既に、争点は利下げ幅(0.25−0.50%)に移ります。
反対に、
日銀は『利上げ』を容認する対極のポジションをとる為、
今後は、大きな動乱を巻き起こす可能性を秘めています。
今はまだ、
市場は『平生』の空気を纏い落ち着きを見せていますが、
いつ動いてもおかしくない局面に来ているのは確かです。
米国に先行して、
ECB(欧州中央銀行)は先日開催された理事会において、
3ヶ月ぶりとなる『0.25%』の利下げを決定しました。
2022年2月、
ロシアーウクライナ紛争後に加速のインフレが落ち着き、
景気が減速する懸念も強まったことから至った結論です。
今回の決定により、
民間銀行がECBにお金を預け入れる際に受け取る金利は、
約1年半ぶりに『3.50%』にまで下落することになる。
米国同様、
市場の金利の格差が縮小することで、ユーロについても、
数年続いた円安が解消の方向へ向かう可能性があります。
現時点、
未だ1ユーロは『150円台後半』で推移していますが、
『140円台』を取り戻しても何ら不思議は有りません。
ところで、
現在、日経平均は3万6000円台半ばで推移しており、
4万円を突破したピーク時から1割も下落する状態です。
海外諸国と比較しても、
特別、大きな不安要素がないままに低迷している現状は、
明らかに『悲観』が先行し過ぎているように移りますね。
前述の通り、
まだ辛うじて『円安傾向』を維持しているということは、
海外勢から見て買い易い環境が残されているということ。
今後、
為替市場の潮流変化が本格的にスタートしてしまう前に、
最後の『投資マネー』が流入する可能性は十分有ります。
2024年、日本株に勝機は残されているかも知れない。
珍しく、国内市場に対してポジティブな立場を取ります。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太