【地獄】に続く道は、【善意】で敷き詰められている。

今日のテーマは、『地獄に続く道は、善意で敷き詰められている』です。

 

 

タイトルに採用したフレーズは、定期的に引用しているものです。

 

 

【地獄】に続く道は、【善意】で敷き詰められている。

 

 

海外投資の第一人者と言える、橘玲(作家名)が、

著書の中の1つで、書かれたことがある文章です。

 

 

個人的には、それが『真理』を突いていることと、

その『皮肉さ』が表す雰囲気が気に入っています。

 

 

世の中には、そのような事例が溢れていますよね。

 

 

コロナ禍、

 

 

東京、大阪等の大都市圏で、感染者数が再び増加し、

それにも関わらず、『五輪開催』される異常な状況。

 

 

その事自体に『緊急事態宣言』を発令して頂きたい。

 

 

恐らく、

 

 

私たち一般人の常識を超えた柵もあるのでしょうが、

それを差っ引いて考えても、理解し得ないですよね。

 

 

早いもので、

 

 

約一週間後には『東京五輪』が開幕するようですが、

どのようにレスポンスすれば良いか判断し兼ねます。

 

 

これほど、

 

 

日本国民から望まれていない中での『五輪開催』は、

きっと、後世にも語り継がれるものとなるでしょう。

 

 

かつて、

 

 

麻生副総理が『呪われた五輪』発言で炎上しましたが、

悲しき哉、それを体現するイベントが実現しそうです。

 

 

本題に入ると、

 

 

『善意』で敷き詰められた結果、『地獄』へと続く道が、

新たに形成されたという報道が、世間を賑わせています。

 

 

何のことを指しているか、ご理解できるでしょうか??

 

 

先日、

 

 

厚生労働相の諮問機関である『中央最低賃金審議会』は、

地域別最低賃金の引上げ幅を『28円』と決定しました。

 

 

これにより、

 

 

現行『902円』となっている全国平均時給が今秋より、

新たに『930円』へと引き上げられることになります。

 

 

現時点、

 

 

最低賃金の加重平均は、東京都がトップで『1013円』、

対して、沖縄県等の地方都市で最低の『792円』を記録。

 

 

日本政府は、

 

 

兼ねてより、全国平均を『1000円』に引き上げて、

海外の先進諸国と同等となる水準を目指して来ました。

 

 

実際、

 

 

2019年度まで、4年連続して『3%超』賃上げし、

額にして『約20円』の時給が引き上げが行われます。

 

 

しかし、

 

 

昨年(2020年)度は、コロナの影響で経済停滞し、

最低賃金上げ幅は、形式上となる0.1%(1円)のみ。

 

 

もしかしたら、

 

 

その停滞を取り戻す『焦り』もあったのか、コロナ禍、

経済が復活しない中での大幅引き上げを決定しました。

 

 

海外に目を向けると、

 

 

欧州諸国のそれ(最低賃金)が軒並み10米ドル超の中、

確かに、日本国における現行最低賃金は低いままですね。

 

 

近年、

 

 

引上げの傾向を強める『中央最低賃金審議会』の決定は、

一見すると、労働者に対する『善意』ともとれますよね。

 

 

労働者(被雇用者)に、正当な賃金(?)を得て欲しい。

 

 

『最低賃金』を上昇させることで、生活も良くなるはず。

 

 

全日本国民の収入がアップする事で、経済自体も上向く。

 

 

きっと、

 

 

中央最低賃金審議会を構成する方々の『思いやり』から、

疑う事なく、その決定が実行されているのだと思います。

 

 

そして、

 

 

本日タイトルに採用したフレーズが、そのまま示す通り、

『善意』により敷き詰められた道が『地獄』へ続きます。

 

 

正常な思考回路があれば、シンプルに理解できますよね。

 

 

コロナ禍、経済循環が改善しない中で『賃金引上げ』は、

それがそのまま『雇用』の縮小へと直結してしまいます。

 

 

一部の例外を除いて、凡ゆる企業が業績を落とす世の中。

 

 

企業経営も、決して『ボランティア』ではないですから、

『利益』が圧迫されれば、経費抑制するしかありません。

 

 

その第一義は、企業自体が『生き残る』ことだからです。

 

 

そして、

 

 

『経費』を抑制する過程で、最も先に注目されるのが、

今回、『善意』により引き上げられた『人件費』です。

 

 

繰り返しますが、

 

 

お役人さんの『善意』により決定された『賃金引上げ』が、

皮肉にも、国民の『雇用』を減少させる結末に至るのです。

 

 

【地獄】に続く道は、【善意】で敷き詰められている。

 

 

この言葉も、世の中の『真理』を確実に表しています。

 

 

物事を『表面的』に捉えるのではなく、一旦立ち止まり、

『本質部分』を見抜くことができる眼力が求められます。

 

 

定期開催する【資産形成セミナー】は、2021年以降も、

【リアル(大阪)/ オンライン(Zoom)】並行開催です。

 

 

——————————————————————–

■7/27(火)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■

****セミナーご案内ページはこちら*****

 

■7/28(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@オンライン■

****セミナーご案内ページはこちら*****

——————————————————————–

 

 

また、

 

 

【オンライン開催】は、【リアル開催】の場合と異なり、

ご希望者に【1対1:個別受講】も対応させて頂きます。

*この時期(コロナ禍)限定、臨時的なご対応です。

 

 

その場合、

 

 

通常開催よりも、【濃い情報】が提供可能ですので、

この機会を、ぜひ、有効活用して頂けたら幸いです。

*予告なく終了する場合もあります。ご了承下さい。

 

 

——————————————————————–

■7/27(火)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@大阪・梅田■

****セミナーご案内ページはこちら*****

 

■7/28(水)将来のお金の不安が2時間で消えるセミナー@オンライン■

****セミナーご案内ページはこちら*****

——————————————————————–

 

 

*上記ご案内ページにアップする日程以外をご希望の方は、

 下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。

*井上耕太事務所公式:michiamokota0421@gmail.com

 

 

井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

【活動理念】
・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

■詳細なプロフィールはこちら■
https://michiamokota0421.com/profile