今日のテーマは、『2021年第2四半期も、覇権国:米国の強さは際立つ』です。
昨夜も、米国市場は堅調のままに終えましたね。
代表指数・NYダウ工業株30種平均株価終値は、
先日に続き『3万5000ドル』を超える水準。
約1年半前、
同指数は『3万ドル』を突破目前に迫りながら、
新型ウイルス出現を受けて、急激に下落します。
震源地・中国から派生して、
世界中の『経済活動』が完全ストップしたので、
維持しろという方が、無理な話ではありますが。
流石に、
前回金融危機のようなメルトダウンは避けますが、
2万ドルを割り込み、約4割の評価額が吹き飛ぶ。
その後、
世界各国が連携して『金融緩和』を進めたことで、
『応急処置』は、予想外に奏功して回復しました。
メディアは、この手の話題を取り上げられませんが、
恐らく、早期回復は多くの『命』を救ったでしょう。
実際、
今回の『新型コロナ・ショック』に限る事ではなく、
金融危機時は、多数の市場参加者が、首を括ります。
本来であれば、
『お金』如きで、『命』を落とす必要はないですが、
突発的なことに『希望』を失ってしまうのでしょう。
何れにせよ、
昨年(2020年)2月から3月に起きた大暴落が、
早急に回復を見せたことは、喜ばしく感じています。
話を戻すと、
前述の暴落から、僅か1年数ヶ月しか経たない現在、
『米国市場』は、過去最高値を更新し続けています。
直近、
好調要因は、速報されたGDP(国内総生産)の伸びで、
2021年第2四半期のそれは、年率換算6.5%増加。
実に、
GDPアップは4四半期(丸1年間)連続となっており、
実額としても、2019年第4四半期を上回りました。
要は、
完全に『コロナ禍』以前を取り戻したということです。
中身を見ると、
GDP全体の約7割を占めている『個人消費』について、
前期比として『+11.8%』増加を記録し全体を牽引。
今年(2021年)4月、
『小売り売上高』は、単月として最高値更新しており、
国民に対する、3度目の『現金給付』が効いています。
これは、
既に、3月から順次、支給がスタートしているもので、
1人あたりで最大『1400米ドル』を受け取るもの。
現行レートで、日本円換算『約16万円』に迫ります。
先日、
東京五輪に伴う(IOC・政府は否定)感染者急増から、
『緊急事態宣言』の延長・該当拡大が発表された日本。
完全に、
溥儀(操り人形)と化してしまった『菅義偉首相』が、
追加経済政策をの唱えるも、具体的策は全くない日本。
約1年半、
慢性的に『コロナ禍』がつづいているにも関わらず、
一般国民に対しては、ほぼ経済支援しない国・日本。
『国家』としての体力が、歴然と違うという事です。
一時期、
アジアの覇権国『中国』の勃興も期待されましたが、
政治システム的欠陥から、それも途中で頓挫します。
結局、
気付けば、自己成長と、周囲の失速という要因から、
『米国』の強さが際立つ市場が形成されていました。
確かに、
『新型コロナ:変異株』感染再拡大から、米国内も、
ワクチン接種やマスク義務化の制約は受けています。
今後、
夏が去り、秋から冬を迎える過程では、一時的に、
経済失速し、株価が下落する局面もあるでしょう。
しかし、
数学でいう所の『背理法』的な証明スタイルから、
今後数年間も、覇権国『米国』は勝ちつづけます。
保有資産に占める『米ドル』資産組み入れ比率も、
暫くの期間、維持しておくことが得策のようです。
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