【これまでの政治が間違っていた論】は、果たして、正しいのか??

今日のテーマは、『これまでの政治が間違っていた論は、果たして、正しいのか??』です。

 

 

月末に衆院選を控えて、徐々に熱量も上がって来ましたね。

 

 

先程まで、某公共放送局で、各党演説を視聴していました。

 

 

そこで、違和感ある主張が続いたので、これを採用します。

 

 

具体的には、本日のタイトルにさせて頂いたフレーズです。

 

 

予め断っておくと、熱心に支持している政党はありません。

 

 

基本的には、

 

 

現状を『変える』方向性を示すことが可能な党・候補者に、

その時ごとに、判断を下して、投票したいと考えています。

 

 

先日、

 

 

日本の政治家、官僚の先生方では、日本国の未来について、

『良い方向に変えることは不可能』と書かせて頂きました。

 

 

しかし、

 

 

かと言って、選挙権をむざむざ放棄する気には到底なれず、

きちんと権利行使した上で、私見を述べさせて頂いてます。

 

 

上記は『権利』と書きましたが、ほぼほぼ『義務』であり、

遂行したものだけが、賛否の意見を主張できると考えます。

 

 

本題に入ると、

 

 

衆院選に向けて、各党主張を聞ていくと、野党に関しては、

『これまでの政治の過ち』の共通認識があると感じました。

 

 

果たして、

 

 

本気で『政権奪取』を考える人がいるかどうかは別にして、

『与党政策が間違っていたから、日本は没落したのだ』と。

 

 

確かに、この『お決まりフレーズ』は使い勝手は抜群(笑)

 

 

どうやら、選挙戦期間中、この言葉を繰り返す能力あれば、

21世紀の日本国では、国会議員の先生になれるようです。

 

 

ただ、この言葉が示すところは、本当なのでしょうか??

 

 

前述の通り、

 

 

私自身、『政治家、官僚に日本は変えられない』と思うし、

この言葉に対して、本心に嘘・偽りはまったくありません。

 

 

しかし、

 

 

それは、これまでの与党政策を否定する訳でも決してなく、

言葉通り『政治家、官僚には変えられない』と考えがある。

 

 

冷静に歴史を振り返れば、シンプルに理解できると考えます。

 

 

第二次世界大戦が終結し、かつてないほどボロボロの状態で、

日本国は、20世紀の半ばに、一度『リセット』されました。

 

 

文字通り、何もない状態。正に『ゼロ』からのスタートです。

 

 

この時(終戦直後)日本は『何もない』状態が基準ですから、

食糧、モノ、サービス等凡ゆるものを作り出す他ありません。

 

 

この状況で、かつて類を見ない経済成長を遂げることは必然。

 

 

確かに、

 

 

日本国から見て、周辺地域・外的要因の影響もありましたが、

兎に角、敗戦国だった日本は『上がる』しか無かったのです。

 

 

その後、

 

 

1950年代から1970年代にかけて、急速発展しますが、

時の政治家、官僚が特別優秀だったのではなく、時代の流れ。

 

 

そして、

 

 

1980年代からは、円熟期を迎え経済成長は鈍化しますが、

未来永劫、右肩上がりなど有り得ず、これも時代の必然です。

 

 

さらに、

 

 

直近30年は『失われた時代』と形容されるほど経済停滞し、

周辺諸国にも、どんどん追い抜かれて、辛酸を舐め続けます。

 

 

2021年も終わりに近付きますが、事態は好転の兆しなく、

今後の未来についても、決して『希望溢れる』と言えません。

 

 

近い将来に、

 

 

日本の『社会保障制度』が機能不全を迎えると紹介しますが、

その最大の要因は、『人口ピラミッド』が大きく崩れたこと。

 

 

もしかしたら、

 

 

天才政治家の画期的政策で、回避出来たのかも知れませんが、

途上国底辺から、先進国へ進化する過程では当然の変化です。

 

 

つまり、

 

 

直近70年間程の期間、日本国を舞台にした『栄枯盛衰』は、

人智を超えたレベルの、アンコントローラブルなものでした。

 

 

良い時も、良くない時も、人が関与している部分は多くない。

 

 

親や、祖父母世代で、歴史的な経済発展を遂げた反動により、

私たち世代に『歪』が現れるのは、必然なのかも知れません。

 

 

結論は、昨日同様、自助努力による『資産形成』は必須です。

 

 

『国が悪い、政治家が悪い』と、グチを零し続けたところで、

あなた自身に対する『メリット』は、何1つも存在しません。

 

 

それよりは、覚悟を決めて、『建設的な行動』を起こすこと。

 

 

読者の方々が、行動を起こす『きっかけ』になれば幸いです。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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