今日のテーマは、『経済的自立を実現した人だけが、選択的に労働をすることが出来る』です。
私用により、先週一週間は情報発信をストップしました。
土日を含めると、10日ほど更新がなかったことになり、
2014年のスタート以来、初めての事かも知れません。
この期間、
公式ブログを始め、全ての仕事を完全ストップしており、
『セミ』どころか、『完全』にリタイアしている状態に。
その代わりと言ってはなんですが、人生の全ての時間を、
『家族』という要素にフルベットして過ごしていました。
その中で、
自分自身の中から湧き上がるように欲し、求めたことは、
意外にも仕事をしたいという人としての基本事項でした。
と言っても、
私自身『お金』を稼ぐことに切羽詰まった状況にあらず、
実際、昨年からは積極的に新規顧客を獲得していません。
ですので、
将来を見据えて、人的資本を高めていく行動まで含めて、
自分自身の中では『仕事』という概念で定義しています。
このあたり、一般的な感覚と少し異なるかも知れません。
今回、
完全に仕事をしない(出来ない)約10日間を経験して、
実感した理想は仕事時間を2ー3時間ほど確保すること。
そして、
非常に生産性の高い2ー3時間を過ごすことが出来たら、
それ以外の時間は『家族』に割り振るバランスがベスト。
もちろん、
人生全体として『家族』の時間を最優先して過ごすため、
平日の労働時間(2ー3時間)は絶対ではありませんが。
近年、
急速に概念が浸透しつつある『FIRE』という言葉ですが、
私自身、安直に『早期リタイア』を奨励してはいません。
実際、
私自身、その生活を選択・実践できる立場にありながら、
『仕事すること』への欲望があることは述べた通りです。
しかし、
それ(労働)をする・しないを選択する立場にあるのも、
経済的自立・自律を実現している人間の特権と考えます。
例えば、
巷には、経済的な観点では『slave』の立場にありながら、
『仕事をすることは大切だ』と自己肯定する人がいます。
残念ながら、
それは負け犬の遠吠えで、仮に無給での労働を求めたら、
『それでは生活ができない』という回答が返ってきます。
彼ら・彼女らは、
『人間の本質として大切だから』という理由よりも前に、
生活を維持するため『労働』をし続けるしかないのです。
経済的自由を実現した人間のみ見える世界が確実にある。
『お金』とは、
決して、すべての課題を解決するツールではないですが、
経済的自由の実現は、しておいて損はないと実感します。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太