今日のテーマは、『市場の荒波を静観し、自らが定めたルールを遵守できる人が上手くいく』です。
昨日の公式ブログでは、
『バーゲンセールに適切な反応が出来ますか』と題して、
長期視点で資産形成に臨むことの重要性を紹介しました。
市場の荒波に一喜一憂しては、絶対に上手くいきません。
世の中に、
投資を実行するうえでの『鉄則』は幾つか存在しますが、
その1つには『生活資金を投入しないこと』があります。
これは、
短期(近い将来)で必要となる資金を市場に投入すれば、
日々の変動に動揺し、冷静な判断が出来ないというもの。
必然、
そのような状況では、上手くいく可能性は低くなるため、
マーケット変動の餌食となり早期退出を余儀なくされる。
つまり、
資産形成(投資)は『使わないお金』でするのが原則で、
だからこそ、10年以上先を見据えて勝負できるのです。
とは言うものの、
先週末、昨日と2営業日連続した歴史的な暴落を受けて、
個人的に今日の寄り付きは非常に注目して見ていました。
明るい方はご存知の通り、
日本時間、昨夜の米国市場は再び大きく下落していた為、
日本市場も更に煽りを受ける可能性があると考えたから。
そして、
先週末、昨日に続いてもう一段の下落があるとするなら、
世間と逆行で『買い』を入れようと画策していたのです。
しかし、、、、やはり下心があると良くないですね(笑)
過去2日間の反応は行き過ぎと見る人が想像以上に多く、
一転、日経平均も3000円超の反発で推移しています。
結局、
本日中の買付けを諦めるのはもちろん、しばらくは静観、
既に決定していたスケジュールの遵守を再確認しました。
短期の目論見は外れましたが、結果的にこれで良かった。
何故なら、
下心を出して市場の荒波に飛び込むようなことをすれば、
陸地から静観する冷静な視点での判断は絶対できません。
極論、
先週末、昨日と連続した暴落も、一転した本日の反発も、
長期的な歴史として振り返れば、些末なことになります。
資産形成(投資)に限らず、
日頃から広い視点を持って、物ごとを判断できる人こそ、
人生全体を通して『長期的な成功』を掴むことが出来る。
理屈として理解できても、実行できる人は極めて稀です。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太