『老後』を取り巻く経済環境は、刻一刻と『変化』する。

今日のテーマは、『老後を取り巻く経済環境も、刻一刻と変化する』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、

『年金受給開始75歳時代の到来』というテーマで記事を書きました。

 

 

来年以降、

 

 

『年受給開始年齢』が、現時点においては希望者のみ、

最大で『75歳』まで繰り上げ可能になる制度が成立しようとしています。

 

 

『人生100年時代』

 

 

『超』長寿国家となった『日本』において、

経済的な面での『長生きリスク』に対応する為、様々な試みが発動していますね。

 

 

今年半ばで『平成』が終わってしまいますが、

この『30年』という期間の中で、『常識』は大きく変わってしまいました。

 

 

『30年前』とは言わず、

 

 

私が大学新卒の社会人として就職活動していた10年ちょっと前、

ついこの間でさえ、『60歳定年』という概念は一般的に残っていました。

 

 

しかし、

 

 

最近の『変化』のスピードは目を見張るものがあり、

『60歳定年』は、一瞬で『死語』として聞かなくなってしまっています。

 

 

先日もご紹介しましたが、

 

 

現在では、大企業を中心に『65歳定年』が一般的になり、

労働者の意思としては、『70歳』を超えても労働意欲のある方々が多数います。

 

 

それもそのはず、

 

 

『昔の常識』の通り、60歳定年を実現し、空白の5年間を経て、

65歳から支給される年金収入だけで、老後を乗り切れる方々は、ほぼ存在しないからです。

 

 

ここ『30年間』で、様々な『常識』が変わってしまいました。

 

 

平成元年(1989年)当初、90歳まで生きる方々の割合は、

『男性:11.7%』『女性:26.2%』だったものが、それぞれ倍増。

 

 

2017年時点では、

 

 

『男性:25.8%』『女性:50.2%』というデータが示されており、

もはや、『90歳』まで生きることは『特別』な事では無くなりました。

 

 

この期間、

 

 

70歳以上世帯当たりの金融資産平均額は『2000万円』のままですが、

この数字が『中央値』ではない事を考えると、経済的苦境に立つ世帯の増加が推測されます。

 

 

何故なら、

 

 

『国民年金』の1階部分含めた『厚生年金』の月額支給額推移を見ると、

ピークだった2001年から漸減し、近年では、生活費との不足額ギャップが広がりを見せます。

 

 

具体的に、

 

 

平均値として『月24.4万円』だった支給額は『月20.9万円』まで落ち込み、

2001年ピーク時を起点として、17年間で『約14%』も下落しました。

 

 

更に、

 

 

この数字は『手取り額』においては更に悪化する傾向を見せていて、

何かと言うと、『介護保険料』『健康保険料』負担が増大しているのです。

 

 

今の時代、

 

 

『後期高齢者』でも、『無償医療』を受けられる時代ではありませんから、

『年金』収入に頼って生活する方々も、この辺りの負担は勿論発生します。

 

 

『収入』がほぼ固定化された中での『負担増』は恐怖で、

その心細さは、実際に経験しないと理解できないと考えます。

 

 

30年前を振り返ると、

 

 

1989年をピークに『バブル景気』は収束していくものの、

それでも1990年代の『日本』においては、

公的なものでも『運用利回り』は高い水準に保たれていました。

 

 

例えば、

 

 

信用格付けの高い債券でも『年率6、7%』のものは存在しましたし、

現在では『お宝保険』と呼ばれる利回り高い金融商品も確かにあった。

 

 

何より、

 

 

何も考えず、『郵便局』に普通に定期貯金しておくだけで、

『10年』ほどで元本金額に対して2倍になっていた時代です。

 

 

そこに、

 

 

まだまだ維持可能に見えた『公的年金システム』がありましたから、

『老後不安』という言葉は、30年前にはほぼ存在していませんでした。

 

 

それが、『30年』という期間を経て、全くの『別世界』です。

 

 

『老後に不安が全く無い』と答える人は、

今の時代においては、ほとんど存在しないのでは無いでしょうか??

 

 

『時代』『常識』は、刻一刻と『変化』し続けています。

 

 

その『変化』を敏感にキャッチして、『対応』出来る人のみ、

今後、『長生きリスク』が蔓延する日本で生き延びる事ができると考えます。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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