今日のテーマは、『常に健全な危機感を保ち続けられる人間が、資産形成にも成功する』です。
恐らく、過去に同様のテーマを書いたと記憶しています。
ただ、
人生全体を通して『健全な危機感』はとても重要なため、
これからも、折を見て発信し続けたいと考える話題です。
結論、
資産形成をはじめ、目標実現する人生を送れるか否かは、
時間(人生)の有限さを認識するかどうかで決まります。
そして、
人生の有限さを意識して、逆算思考のできる人たちほど、
健全な危機感を原動力に向上心を持ち続けられるのです。
確かに、
あなた自身が、一生涯現役として働く意思と覚悟をもち、
頭脳も明晰で認知能力も衰えず、社会から必要とされて、
心身ともに健康であり続ければ資産形成は不要ですよね。
しかし、
意識・無意識に関わらず私たちは年齢を重ねて衰える為、
リタイアする時が必ず訪れることは理解される通りです。
一昔前では、
社会一般に定年退職は『60歳』だと考えられましたが、
現代では、少しだけ延長して『70歳』ほどでしょうか。
この時、
日本の社会保障制度(年金)で生活が出来るのであれば、
一生現役理論と同様、資産形成をする必要はありません。
ただ、
現時点ですら綻びが見えて瀕死状態にあるそれについて、
これからも楽観的な見方をする人は存在しないでしょう。
つまり、
誰一人として例外なく、訪れるリタイアの時を見据えて、
心身ともに健康で安定収入を得られているこの瞬間から、
『資産形成』をスタートする必要があるということです。
常々お伝えしますが、
ギャンブル的要素を可能な限り排して、再現性を求めて、
資産形成にのぞむ場合に必要な時間は『20年間』です。
仮に、
リタイアの年齢を『60歳』に設定しているのであれば、
遅くとも『40歳』では始動しなければ話になりません。
当然、
人生の半ばでセミリタイアすることを目標に定めるなら、
それよりも早く20代半ばからの始動が不可欠ですよね。
しかし、
現役世代ど真ん中で健全な危機感をもてる人は少数派で、
大多数は窮地に立たされてから自らの惨状を認識します。
過去には、
50代を超える方々からの面談依頼も多くありましたが、
金融資産3000万円ボーダーは設定させて頂いている。
その年代の方々の場合、
若年層(40歳未満)と同等リスクは取らせられない為、
最低限の保有資産がないと提案する手段もないからです。
もっとも、
手数両商売が主眼の金融機関(銀行・証券等)であれば、
数百万円ほどの資産があれば十分相手にしてくれますが。
彼ら・彼女らは、
クライアントの経済基盤を構築することが目的ではなく、
販売手数料・信託報酬を得ることが主な目的だからです。
ところで、あなたは『健全な危機感』を持っていますか。
刹那の安泰に胡座をかいて平和ボケしてないでしょうか。
20年後を見据えて、今この瞬間に行動していなければ、
成功率は低いどころかゼロであるということが現実です。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太