今日のテーマは、『資本主義が支配する世界は、お金を無視して生きられるか??』です。
タイトルの質問について、どう考えられるでしょうか?
『資本主義』という経済システムが支配する現代社会で、
『お金』というものの存在を完全無視して生きられるか。
設問に対して、
結論からお伝えすると、理屈上、不可能なことはないが、
リアルな世界で、可能かと問われたら厳しいというもの。
私自身、大学を卒業するまで『理系』を専攻しましたが、
真理を理解する上で『物理』を学ぶ事は重要と考えます。
しかし、
机上で求められる解は、理想的条件の仮想空間が前提で、
それが、そのまま現実世界で成立することはありません。
このように、理屈が現実に成立しないことは世の常です。
本題に戻すと、
『資本主義』が支配する、2022年以降の現実世界で、
『お金』という対象を無視することは、理屈上可能です。
例えば、
生活で必要とするすべての食物・物資・エネルギー等を、
個人、または、家族で賄って自給自足の生活をしてみる。
実際に、文明社会以前の人類は、そう生活していました。
若しくは、
其々が、他者に価値提供できる『専門分野』を保有して、
それを、『お金』を介在させずに交換するという方法も。
こちらは、
既に、欧州等では『労働交換サービス』が存在していて、
日本円換算で1兆円に迫る市場規模まで成長しています。
もともと、
幼少期を地方都市で過ごした私は、自らの経験知として、
『お金』が介在していない経済圏の存在を知っています。
それは、
時間をかけて構築した双方向の『信頼関係』を基礎として、
強固な『人間関係』がある事を前提条件として成立します。
その定義で考えると、
大都市圏での生活をスタートして20年ほど経ちますが、
都会では、その前提条件が成立しにくいと感じています。
いや、
もしかすると、それから20年以上が経過した現在では、
地方都市での人間関係も、世知辛いのかも知れませんが。
識者が指摘する通り、
商品・サービスを交換する人間関係が、他人同士の場合、
『お金』の介在なくして、取引成立させるのは困難です。
仮に、
あなたが、どれだけ足繁く通う飲食店があったとしても、
『熱烈な好意』だけでは飲食代を無料にしてくれません。
健康上問題がなく、普通に働けている時期は良いですね。
しかし、
いつかは定年(?)退職を迎えて、労働などしなくなり、
一方的にサービスを享受する立場になるときが訪れます。
その時『お金』を保有していなければ、生きられません。
2022年以降の世界、『お金』というツールの存在は、
過去、私達が経験したどの場面より不可欠な存在になる。
そういった事実も、きちんと理解する事をお勧めします。
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