今日のテーマは、『2021年も、株式市場は【異次元相場】を継続するのか??』です。
新年がスタートして、2日間が経過しました。
世間一般では、まだまだ『正月モード』ですよね(笑)
ただ、
私たち『事業家』の世界の常識では、基本的には、
ぐうたらする『正月モード』は、存在しないです。
確かに、
『正月』に伴う、一通りのイベントは経験しますが、
正月特番を梯子して、ダラダラと過ごすことはない。
節目として、
昨年の振り返りと、今年の目標設定は行いますが、
それ以外、通常通りのスタンスで過ごしています。
そう言えば、毎年、同じことを書いていますね。
例えば、
『正月三ヶ日』と表現される『3日間』ですが、
1年間全体から考えると『1%』に相当します。
投資家的観点では、『1%』を無視する人間は成功しません。
単純に、それを『100回』繰り返したら『1年間』ですね。
仮に、
もしも、この『正月三ヶ日』をダラダラと過ごしたら、
今後も、それを『あと100回』繰り返すだけなので、
『2021年』も、大した年にはならないでしょう。
しかし、
世の中一般としては、『ダラダラ過ごす派』が大多数である為、
『何も成し遂げる事なく、人生を終える人』が大半になります。
多くの方々は、
どこかでワンチャン、『一攫千金』を当てることばかり夢見て、
人生を通して、『着実なこと』を積み上げる事を避けがちです。
現実世界は、
『当たり前のこと』を積み上げることでしか向上しませんが、
それには、ワクワク・ドキドキが伴わない為、ウケないです。
元メジャーリーガーのイチロー選手も、次の言葉を残しています。
『小さい事を積み重ねるのが、とんでもない所へ行く、ただ一つの道だと思っています。』
日米・両球界にて、
プロ通算『4367安打』という前人未到の異次元記録を叩き出し、
メジャーリーグ通算でも『3089安打』を記録した、レジェンド。
まさに、
『とんでもない所』と表現される異次元ワールドの達成者ですら、
『小さなこと』の積み重ねでしか、到達できなかったと話します。
イチローがそう言うのですから、それがそのまま『証明』ですね。
もはや、どんな反論が為されようとも『無意味なもの』と感じます。
取り敢えず、私自身も『小さなこと』を積み上げる人生を楽しみます。
久々に『前置き』が長くなったので、『本題』に入ります。
少し振り返りますが、
昨年(2020年)の株式市場は、日米・両市場とも、
『歴史的高値圏』を推移しながら、取引を終えました。
日本市場では、
代表指数・日経平均株価が『2万7000円』を突破して、
『平成』の30年間では経験しなかった水準まで回復(?)。
米国市場も、
代表指数・NYダウ平均株価が『3万ドル』の大台を突破し、
『過去最高値』を更新する形で、年内取引を終えています。
日の巡り的に、
2021年は、『正月三ヶ日』が土日と重複していますが、
週明けからスタートする新年取引も、注目が集まりますね。
スケジュール的に、
一足先に開場するのが『日本市場』ですが、大方の予想では、
昨年最終取引の米国市場の煽りを受けて、上昇から開始する。
また、
『米国市場』も、先行きに対する『楽観ムード』は継続で、
『3万ドル超相場』も、続伸の可能性が高いと見られます。
対して、
『新型ウイルス』を巡る社会情勢は、日米両市場とも、
加速度増して、一段と『厳しさ』が顕在化しています。
世界全体では、
累積感染者数は『8000万人』を突破して、尚、増加し続け、
少なくとも2カ月継続する北半球の冬季は、勢い止まりません。
勿論、
その筆頭は、覇権国でありながら、感染大国である『米国』で、
日内新規感染者数は、今尚『15万人レベル』をキープします。
また、
日本国内も、米国には匹敵しないながらも、増加傾向にあり、
日内新規感染者数は、『4000人弱』というペースで推移。
これを受けて、
感染拡大が加速する『東京都』と、近隣3県の合同により、
日本政府に対して『緊急事態宣言』発令を要請する事態に。
それ以外の地域でも、
外出する『人出』は、例年と比較して、確実に減少しており、
それに呼応する形で『経済活動』の規模も縮小されています。
それ(経済活動規模縮小)を証明する報道は、枚挙に遑がないですよね。
『2020年』の1年間、飲食業界の倒産企業数は過去最高値を更新。
また、
同様に、ダイレクトに影響を受けた『観光業界』でも、
老舗旅館・ホテル閉館の報道は、連日、流れて来ます。
何度もお伝えしますが、『経済循環』が落ちているので、必然です。
にも関わらず、
世界中で、『株式市場』だけが異次元相場を形成するのは、
いったい、どのようなロジック(理屈)なのでしょうか??
それは、簡単に説明が可能です。
現在、
この世界的『新型ウイルス危機』から、市場ダメージを軽減する為、
主要3中央銀行*が、異次元レベルの『金融緩和』を推し進めます。
(*FRB:米・連邦準備銀行、ECB:欧州中央銀行、日本銀行)
某内資系証券の推計では、
『新型ウイルス危機』が本格化した、昨年3月以降、12月迄の期間、
主要3中央銀行の資産増価額は『800兆円規模』に上ると言います。
まさに、『異次元』で想像すら出来ませんね。
昨年も書きましたが、
我が国の中銀・日本銀行は、年間12兆円ペースでETFを買い支え、
その結果、東証一部上場企業全体として『大株主』に躍進する始末。
また、
相場下落局面において、『異次元』の買い支えを見せますから、
『実体経済』と乖離して、『株式市場』はどんどん上昇します。
そして、昨年12月、『緩和長期化』の姿勢は、強められています。
『ワクチン』の完成如何には、あまり関係がなく、
恐らく、『新型ウイルス』問題は、長期化します。
しかし、
主要3中銀が『緩和姿勢』を推し進めるのであれば、
株式市場の『異次元相場』は、2021年内も進行。
ただ、その『ツケ』はいつか支払わなければならず、
債務者も、最終的には『私たち』になるはずですが。
解決されない『リスク』を孕みながら、2021年も市場は幕を開けます。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太