今日のテーマは、『プロスポーツと資産形成、成功のための共通点は存在するか??』です。
一見、『資産形成』と関係なさそうな話題から入ります。
『野球』に興味がある方々はご存知の通り、この時期は、
プロ野球選手にとって、契約更新を迎えるシーズンです。
2022年、好成績を残した選手たちの『来季年俸』は、
一般的な社会人の報酬と比較して、爆発的にアップする。
それこそ、一般人の生涯年収を1年間で稼ぐ人もいます。
また、
今秋開催のドラフト会議で指名された選手たちも入団し、
上位指名獲得者は、こちらも莫大な契約金が支払われる。
眩しいスポット・ライトを浴びる、煌びやかな世界です。
その一方で、
『プロ野球選手』に足を踏み入れる人達と同数の人間が、
同時期にひっそりと解雇され、ユニフォームを脱ぎます。
その中には、
アマチュア時代に、ひたすらエリート街道を歩み続けて、
球界を背負うことを嘱望された選手も少なくありません。
もちろん、
『プロ野球』の狭き門(*)を潜ることができる時点で、
『素質』という点で優れることは言うまでもありません。
*2022年現在、NPB加盟の12球団の登録選手数は、
支配下・育成契約すべて含めても1000人未満です。
プロ野球選手として『活躍する人』と『活躍しない人』、
両者の違いは、どのようなポイントがあるのでしょうか。
10年ほど前、1つの『ヒント』となる話を聞きました。
それは、
当時、話題になった賭博で球界を追放になった某選手を、
高校時代からよく知る存在だった、元・プロ選手の発言。
その人物は、
『あいつは頭がわるいから、プロでの活躍は無理だ』と、
前述の賭博問題が起こる以前から、断言していたのです。
言葉を補足すると、
『頭がわるい』という発言は、そのままが真意ではなく、
当然ですが『知能指数が高くないこと』を意味しません。
それを、
正しい言葉で表現するなら、野球に取り組む姿勢として、
自発的・主体的に思考し、行動する習慣を持つかどうか。
常日頃から、
自ら思考する習慣を持ち、行動することができる人間と、
それをせず、他人からの指示通りにしか動けない人間と。
プロ野球界に限らず、両者の差は大きなものになります。
もし仮に、
両者が、一般的な『会社員』として過ごしていたとして、
出世していくスピードは、天と地ほどの開きがあります。
断っておくと、
これは、他人の意見に聞く耳を持たない事とは違います。
前者は、
普段から、主体的に思考する姿勢が身についているため、
他者からの助言を『取捨選択』する準備が出来ています。
反対に、
『自ら思考すること』を、習慣的に放棄している人間は、
他者のアドバイスに翻弄されて、自らの足場を失います。
そして、現在地・方向性もろとも分からなくなるのです。
その結果、
当然、『良いパフォーマンス』を発揮することが出来ず、
『プロフェッショナル』の世界を退出していく事になる。
これは、『資産形成』という分野でもまったく同じです。
確かに、
専門家に意見を求めることは、得策な場合もありますが、
『自ら思考すること』を放棄しては絶対上手くいかない。
ましてや、他者に『依存する状態』など、以ての外です。
あなたは、日常的な『思考習慣』を持っていますか??
『脳細胞』は使わなければ、一瞬で退化してしまいます。
そのことを意識して、『健全な危機感』を持ちましょう。
オープン形式(どなたでも参加可能)の主催セミナーは、
対面・オンライン共、12月が【最終開催】になります。
——————————————————————–
■12/20(火)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@大阪・梅田■
■12/21(水)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@オンライン■
——————————————————————–
*セミリタイ期間に入る為、来年以降の開催は未定です。
受講希望される方は、今月開催を有効活用して下さい。
*個人面談受講を希望される方は、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(公式)michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太