今日のテーマは、『あなたは、自らが保有するお金の器を知っていますか??』です。
昨日の公式ブログでは、
『安易にセミリタイアをお勧めしない理由』と題して、
社会に『価値提供』する事の大切さをご紹介しました。
これは、決して、崇高なことをいう訳ではありません。
何故なら、
私たちは、意識の有無に関わらず、日常生活を通して、
周りの多くの方々から『価値提供』を受けているから。
商品・サービスに集中すると、目前に運ばれて来る迄、
無数の『人』と『仕事』が介在していると分かります。
例えば、
一杯の珈琲ですら、生産から流通・小売に関わるまで、
想像を超えて、多くの『仕事』の上に成り立っている。
つまり、
自らも、社会に対して『価値提供』するということは、
流れ込んできた『エネルギー』を循環させることです。
既に、
自分自身は、多大なる『恩恵』を享受していますから、
それを返したところで、高貴でも立派でもありません。
極自然なことですから、ご理解いただけたら幸いです。
その観点でも、
実際に『リタイア』する事に肯定的ではない私ですが、
それでも『経済的基盤』の構築は必須課目と考えます。
特に、
日本のみならず、先進諸国に共通している課題として、
『社会保障システム』の破綻があることは言いました。
その時代において、
いずれ、必ず到来する自分自身の『老後』を見据えて、
自助努力により『資産形成』することは必要なのです。
昨日の振り返りから、久々に『前置き』が長引きました。
『本題』に入ると、
一度は聞かれたであろう『お金の器』という言葉ですが、
あなたは、自らのそれ(お金の器)を把握しますか??
漠然とした概念で、明確な基準値も分からないですよね。
ただ、
自らの保有する『お金の器』を理解しないままでいては、
将来『経済的基盤』が構築された時、リスクが伴います。
ですので、このタイミングで、一度、向き合いましょう。
私の定義では、
その人が保有する『お金の器』は、その金額を保有して、
平然として生活を送ることができる『上限値』の事です。
例えば、
自らの銀行口座残高が『100円』であることに対して、
ひけらかしたり、浮き足立つ人などは居ませんよね(笑)
むしろ、通常それ(100円)は恥ずかしい金額なので、
誰にも、その事実を知られまいと、秘密にするはずです。
ここで、
『100円』は、自らの『お金の器』より小さな金額で、
自分自身は『もっと保有できる!』と考えているのです。
これが、
『1億円』という数字を超えたら。如何でしょうか??
この辺りになると、数字が『お金の器』を超えはじめて、
驕りはじめたり、浮き足立ってくる人が現れますね(笑)
これまで長年続けてきた『生活スタイル』を維持出来ず、
途端に、羽振りがよく、浪費家に転身するのが典型です。
この現象が、自らが持つ『お金の器』を超えた状態です。
少しだけ、イメージしてみてください。
あなたの銀行口座残高に『1億円』が表示されている時、
それを『数字』として冷静に捉えられるでしょうか??
その金額がある事を認識しても、生活スタイルを維持し、
地に足を付けて、淡々と、日常生活をおくれますか??
昨日ご紹介した『リタイア』など、もってのほかですね。
以前も、
公式ブログでご紹介したと記憶しますが、『お金』とは、
単なる数字ではなく、『エネルギー』を保有しています。
多くの方々は、
単純に『多くあるほど良い』と考えてしまいがちですが、
器を超えて、扱い方を間違えば、翻弄されてしまいます。
また、
『お金』は、欠乏している時も、器から溢れている時も、
人の『本性』を炙り出してしまうから、興味を引かれる。
単純な『数字』と仮定するなら、その説明が付きません。
あなたは、自らの『お金の器』を把握していますか??
時間を取って、真正面から向き合うことも良いでしょう。
自ら持つ『器』を理解することで、翻弄されることなく、
地に足を付けて、『幸福な人生』を歩むことが出来ます。
良くも悪くも『お金』に翻弄されないようにしましょう。
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