今日のテーマは、『純残高1000兆円超の借金は、果たして、返済できるのか??』です。
昨日、一昨日の公式ブログでは、直近、進行していた、
『良くない円安』がもたらすリスクをご紹介しました。
皮肉にも、
南アフリカで新型変異株が発見された報道に起因して、
株式市場は下落、日本円は一時的円高に振れています。
現時点、
ことの重大性は、未だ、正確に評価出来ていませんが、
感染拡大が懸念されるようなら、一旦、円安も小休止。
と言っても、不可抗力なので、根本解決はしませんが。
ナメック星人が如く、
戦闘能力(存在感)を消し続けている岸田総理ですが、
財政出動の必要性だけは、メディアを通じて流れます。
本日(11月26日)、
閣議決定された21年度補正予算案は36兆円に迫り、
実に、その財源の6割は、国債発行により賄われます。
シンプルに、日本の『借金』が一段と積み上がります。
これにより、
日本国債純残高は、21年度末『1000兆円』を超え、
正に、『異次元』とも言える領域へと突入して来ました。
さらに、
一般会計の歳出総額は『142兆5992億円』となり、
昨年度『約175兆円』に続き、堂々の歴代2位を記録。
僅か数年前、
単年度予算(一般会計)100兆円超えに騒ぎましたが、
それが、バカバカしく思えてしまう程、別格の数字です。
今回、
2021年度3次補正で計上する『約36兆円』のうち、
『22兆円』分を、前述の新規国債発行により賄います。
因みに、
残り『14兆円』分は、税収増加により賄うそうですが、
経済循環が瀕死の今、果たして真実か疑わしく思います。
諸々を経て、
年度末、日本の対GDP債務比率は『256.6%』に上り、
世界一の債務大国・米国と比べてもダブル・スコアです。
*因みに、米国の対GDP債務比率は約127.2%です。
また、
欧州の経済優等生・ドイツのそれは『68.9%』であり、
日本国のそれとは、『歴然の差』を示している状況です。
その上、
日本国は、今後、経済危機発生して財源がひっ迫した際、
雇用保険に国費投入するルールを恒久化する見込みです。
恐らく、
一般庶民(国民)は知り得ない埋蔵金もあるでしょうが、
その財源も、決して、『無限』ではないと考えています。
こう議論展開すると、
決まって反論が来るのが、上記は借金しか述べておらず、
『日本国には、保有資産も潤沢にある!!』ということ。
確かに、
財務省公式サイトに、国の貸借対照表が掲載されており、
『保有資産』の欄には、様々なものが計上されています。
しかし、
国の所有資産を売却し、現金化することは現実的でなく、
対外資産の即時換金性が疑わしいのも、以前述べた通り。
つまり、
日本国として『債務』を積み上げることは得策ではなく、
そのツケは、いつか、必ず支払うべき時がやって来ます。
私たちが、
想像しているよりも近い将来、先進国とされる日本国で、
想像すらしなかった『経済的有事』があるかも知れない。
人生において、常に『まさか』は起こり得ると考えます。
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