『資産形成スペシャリスト』、井上耕太です★
まだまだ香港レポートは続きます(^_^)
『海外の金融機関に口座開設する』
これを聞いて、あなたはどう思いますか??
心理的な抵抗はあるでしょうか??
海外旅行もバンバン行かれてる近年、
まったく抵抗なく受け入れられる方もいるかな(^_^)
それでも、化石化した税理士さんとかやと、
未だに『危険や!』とか言う人も居るようです。
『HSBC香港』
聞いたことあるでしょうか??
預り資産としては世界トップ5に名を連ね、
そのネットワークも世界に張り巡らせる世界最大規模の金融機関です。
もちろん、格付けも日本の金融機関より高い。
日本では、『●井住友』『●FJ』『●ずほ』といった金融機関に親しみを感じる方も多いでしょうが、
世界的に見たら『HSBC』の方がよほど信用力は高いです。
今年1月に決定された日銀の『マイナス金利』導入により、
国民の『金融機関神話』は以前ほどは強固でないように思います。
ここ20年ほど、日本人の多くの方々が、
銀行口座を『便利で安全なロッカー』と勘違いしてました。
しかし、これも皆さん少しずつ勘づき始めています。
『まったく、安全なロッカーちゃう』と。
『マイナス金利』導入により収益性の落ちた金融機関は、
いずれその収益確保のため『手数料ビジネス』に走ることが予想されます。
黒田日銀総裁は『普通預金へのマイナス金利は無い』と言われてますが、
それは部外者の個人的意見に過ぎず、
金融機関本人はどこかで収益をカバーする必要があります。
『口座に預けるだけで、預金残高が減る』
こんなあからさまな『マイナス金利』を導入したら、
ATMに人が殺到し預金を引き出すことは必至です。
銀行としても預け入れ資産が減ると困るので、
一人あたりの引き出し制限をかけていく。
ここまでは、とてもシンプルに想像できます。
そんな時、皆さんはどうしますか(^_^)??
その前段階として、
『ATM手数料終日有料』などにルールが変更されれば、
それは実質的な『普通預金マイナス金利』ですよね。
そんな時、皆さんどうする??
言いたいことは、国内の有名金融機関だけが、
自分の資産を預ける唯一の場所ではない、ということ。
実際、日本のお金持ちの方々でも、
最近は海外口座に資産を移転する人も増えています。
第一の目的は、『資産保全』★
もし、日本の金融機関が引き出し制限をかけても、
こちらはまったく別ルールで運営されています。
また、『通貨分散』の意味もある。
『日本円』という単一通貨にフルベットするのではなく、
他国の通貨も持つことにより、資産保全のリスクヘッジも出来る。
知ってる人は、少しずつ準備をしています(^_^)
今回、クライアントの方々を連れて向かったのは『コーズウェイベイ支店』です。
日本人のネックとしては、
何よりも英語でのコミュニケーションがネック。
銀行もボランティアで業務している訳ではないので、
開設後の意志疎通能力に疑問がある方の口座開設は断られます。
銀行の担当行員レベルで求められる差がありますが、
サポート頂く方々の関係性が良好な行員がいることも、
支店を選ぶ際のポイントだと思います(^_^)
中環:セントラルから3駅の場所で、
金融の中心街というイメージはない。
街を行き交う人々も、けっこう普通の方々です。
その後、理由があって中環の本店へ★
『HSBC』の象徴であるライオン像が迎えます。
本店1階の吹き抜けスペース。
とてもお洒落な空間です。
反対再度にもライオン像が構える。
地下鉄『中環:セントラル駅』K出口出てすぐの場所です(^_^)
香港はじめ、多くの金融センターが、
今1番ナーバスになってるのは『マネーロンダリング』対策。
日本語訳では、『資金洗浄』です。
つまり、出所のわからない『お金』は、
リスクが付きまとうのでタッチしたくない。
日本では、100万円以上の海外への持ち出しは税関での申告が必要なので、
それを越える金額は金融機関としても受け入れない場合もあります。
それも、やはり銀行間の判断により異なる。
本店では、ある程度大きな金額も入れられることも事実です。
海外金融機関では、資産を預け入れる口座の他に、
開設と同時に『投資口座』を持つことも可能です。
人によっては、資産を預けるだけでなく、
そこをプラットフォームに次なる投資に踏み切ります。
投資対象は、先日blogでご紹介したように、
金融センターに集まる有利な金融商品やビジネスです。
そうやって、順調に資産を増やし続けている人もいる★
もしご興味ある方々は、
今後の資産形成に考えてみてはいかがでしょうか(^_^)