急速な【物価上昇】が、日本国民に与えるかも知れない【プラス】の効果。

今日のテーマは、『急速な物価上昇が、日本国民に与えるかも知れないプラスの効果』です。

 

 

直近、『物価上昇』が止まるところをを知りませんね。

 

 

生活必需品(食料品・生活用品)にフォーカスしても、

体感的には、毎月、毎月『値上げ』が起こる感覚です。

 

 

そして、

 

 

一度上がってしまった『価格』は事態が落ち着いても、

二度と、元には戻らないことを歴史が証明しています。

 

 

もちろん、

 

 

これまで振り返っても、物価は一貫して上昇しており、

間違っても、『下落』することなどありませんでした。

 

 

以前から、

 

 

公式ブログでも発信してきた通り、現代版資本主義は、

『緩やかなインフレ』を理想モデルとして展開します。

 

 

基本から確認すると、

 

 

インフレーションは、貨幣価値の下落を意味するため、

結果的に、私たちは『物価上昇』として体感を得ます。

 

 

これまでは、

 

 

企業サイドの涙ぐましい努力もあり、一見するだけで、

見抜くことが出来ない『実質的値上げ』が主流でした。

 

 

その為、

 

 

インフレ・物価上昇のペースが緩やか過ぎるがゆえに、

国民サイドも感度の鈍い方は感知できずにいたのです。

 

 

しかし、

 

 

現在のようにそれ(インフレーション・物価上昇)が、

急速に進展する世の中では、全ての方々が気付きます。

 

 

これだけ、

 

 

身の周りのすべて、商品・サービスが価格上昇する中、

体感しない人物など、日本に存在していないでしょう。

 

 

そして、

 

 

この状況で、もう1つ、日本国民が気付くべきことは、

現預金を保有することは『リスク』しかないことです。

 

 

何故なら、

 

 

『ゼロ金利政策』を世界にリードする日本においては、

預貯金を含めて、現金保有は増えることがありません。

 

 

反対に、

 

 

前述の通り、現在『貨幣価値』の下落は急速ですから、

現金保有は、実質的な価値を下げる行動に他ならない。

 

 

この辺り、

 

 

決して、通帳の『数字』には表れて来ないものなので、

その点、日本人の大半は『思考の転換』が必要ですね。

 

 

しかし、

 

 

よくよく考えると、このレベルのインフレーションは、

海外(特に先進諸国)では標準化だったかも知れない。

 

 

事実、

 

 

コロナ前の自由な時代、海外の先進諸国を訪れたとき、

10米ドル以下で食事にありつくのは至難の技でした。

 

 

もともと、

 

 

30年以上前の時代であれば、そのようなこともなく、

一貫したインフレ進行の結果その状況に至ったのです。

 

 

だからこそ、

 

 

海外の方々は、保有資産を金融機関に置くだけでなく、

株式、債券、不動産等、積極的に運用しようとします。

 

 

何故なら、

 

 

『貨幣価値の下落』が前提条件となる経済システムで、

その選択(現金保有)が負けゲームだと熟知するから。

 

 

翻って、

 

 

昨年(2021年)国民資産2000兆円超の日本は、

50%強、1000兆円以上が現金保有されています。

 

 

先ずは、その概念を根底から払拭する必要があります。

 

 

確かに、

 

 

急速に進展しているインフレ・物価上昇は切実であり、

短期視点では『マイナス』の側面しか見えて来ません。

 

 

しかし、

 

 

もしも、日本人の『観念』を一変させる事が可能なら、

今は『最適な機会』として捉えられるかも知れません。

 

 

あなたは、『お金』を永遠に眠らせていませんか??

 

 

それは、現代社会を全く理解してない人間の行動です。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

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