今日のテーマは、『自らに設定する基準を上げることで、資産形成もビジネスも上手くいく』です。
セミリタイア生活を送る今、以前ほどではありませんが、
様々な人たちにお会いする中で不思議に感じていること。
それは、
世の中が、資産形成ができる人たちと、出来ない人たち、
ビジネスも成功する人としない人に分断されていること。
同じ時代、同じ国に生まれ、
程度の差こそあれ、平等にチャンスがあるにも関わらず、
両者は確実に存在して、相容れない世界に生きています。
改めて言うまでもなく、
私のクライアントには経済的に豊かな人も多くいますが、
莫大な相続を受けて財を成した人は一人も存在しません。
一般的に、
医師や経営者という職業の方々は収入的に恵まれますが、
その状況に身を置けるのも、本人たちの努力の結果です。
つまり、
大きなアドバンテージなくゼロから始めるにも関わらず、
時間の経過と共に格差は異次元のものになるということ。
果たして、この『差』はどこから生まれるのでしょうか。
私見ですが、
様々な方々に接する中で、その違いは自分自身に対して、
無意識に設定している『基準』の差だと実感しています。
例えば、
前述した医師・経営者は、経済的にも成功していますが、
過去に成し遂げた成功体験が彼らに自信を与えています。
冷静に考えれば、
投資の世界と同様、過去の成績と未来は独立事象のため、
誰に対しても平等に未来は不確定なものだと分かります。
しかし、
根拠のない自信のある人ほど、出来る理由を考えるため、
不確定な未来に対して、不可能を可能へと転換が出来る。
対して、自らに設定する基準が低い人はどうでしょうか。
彼ら・彼女らは、前者とは正反対の考え癖を持っており、
『出来ない理由』や『出来ない言い訳』を探す達人です。
実際に、
凡ゆる事象に対して、直ぐに『出来ない』と結論を出し、
それを言葉にしてしまうのも、彼ら・彼女らの特徴です。
まるで、
彼ら・彼女らを見ていると、チャンスに溢れる世界すら、
光を見出すことが出来ない暗闇に見えるから不思議です。
ビジネスも同様。
分かり易い事例で言えば、自らが設定した基準に対して、
大きく超える収入を実現することなどは殆ど不可能です。
あなたは日々『出来る理由』にフォーカスしていますか。
良くも悪くも、世の中は望んだ通りの世界になっている。
『出来ない』と考えた瞬間、本当に実現不能に陥ります。
自らの『設定基準』は、慎重に考えることをお勧めます。
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2023年1月よりセミリタイア生活に入っているため、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太