今日のテーマは、『馬を水辺に連れて行けても水を飲ませることは出来ない、人も同じ』です。
有名な格言なのでご存知の方もいらっしゃると思います。
インターネット検索したら、同じ意味を示す表現として、
『牛を川に連れて行っても』バージョンもあるんですね。
シンプルな文章なので、意味は理解し易いと思いますが、
端的に人間社会の『真理』を言い表していると考えます。
例えば、
私は、資産形成のための情報提供することは出来ますが、
それを実行するか否かは、完全に、本人の意思次第です。
外的な力で押し付けるものでなく、任せる他ありません。
冷静に考えて、
経済的自由を実現する人は社会全体の0.01%程であり、
達成したいのであれば、相応の対価は当然求められます。
私自身、
セミリタイア実現まで『16年間』という時間に加えて、
運用資金を捻出するための『自制心』や『継続力』の他、
目標達成のため初志貫徹の『精神力』が求められました。
そして、
0.01%程しか為し得ないプロセスを実行したからこそ、
20代で自ら定めた目標を実現できたと自負しています。
もちろん、
その過程では『出来ない言い訳』は無数に存在しますが、
明確な意思があったからこそ『出来る理由』に集中した。
これは、ビジネス(特に、起業初期)でも同じことです。
資産形成同様、
10年間、事業を継続できる人の割合も1%未満ですが、
それを実現する人たちにも相応の理由が存在しています。
絶えず、
向上心を持って、価値創出・サービス提供を考え続けて、
言い訳することなく、初志貫徹で実行する他ありません。
仮に、
成功者がしてきたことを機械的に『マニュアル化』して、
事業が上手くいくコツとして商材化することは可能でも、
本人が『本気』にならなければ、全く意味がありません。
何故なら、
『本質』を捉えることなく、無機質に行動を真似しても、
そのプロセスが結果に結び付くことなど絶対にないから。
令和の時代、
世の中とは逆行しているように思えるかも知れませんが、
人間社会は、まだまだ『精神論』が機能して動いている。
その証拠に、
物ごとを表面的にしか捉えず、ノウハウばかり求めても、
強い『想い』を持って生きる人間には絶対に勝てません。
真実を見落としている人は、意外に多く存在しています。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太