今日のテーマは、『意識的に雑音(些末な情報)を遮断できる人が、資産形成において成功する』です。
21世紀は紛れもなく『情報テクノロジー』の時代です。
改めて言うまでもなく、私たちは連日生み出され続ける、
膨大な量の『情報』に囲まれて日々生活を送っています。
一説によると、
20世紀の『100年間』をかけて生み出された情報が、
2023年、わずか『数日間』で生み出されるのだとか。
確かに、
私たちが、疑問に思うことがあり、調べ物をしたとして、
それが何であれアクセスする情報は『無限』にあります。
20世紀の原始的手法とは、正に『雲泥の差』ですよね。
むしろ、
インターネットの世界でアクセスできない『情報』など、
存在しないのではないかという錯覚(?)にも陥るほど。
そして、
情報テクノロジーの進歩は、今後より一層進展するが故、
情報量の増大はあっても減少することは考えられません。
もちろんそこには大きな『メリット』も含まれています。
しかし、
『光が強まれば、影は濃くなる』の言葉で示される通り、
表裏一体で多大な『デメリット』も存在しているのです。
最も典型的なのは、
膨大、かつ玉石混交の『情報』に暴露され続けることで、
簡単に『受動的』な生き方が身についてしまうことです。
当然ですが、
1つの事象に対して相対する意見・見方は存在しており、
自らの『軸』を持たない人間は、右往左往して混乱する。
こと、
資産形成における成功の鍵も、意識的に雑音を排除して、
自らの信念を持って初志貫徹で行動(実践)し続ける事。
その為には、
取捨選択も必要ですが、それを判断する能力がない時は、
意識的に『情報』を遮断する方が好転する時もあります。
実際、
『投資の神様』として20世紀から崇められ続けている、
ウォーレン・バフェット氏が、その代表的な実践者です。
彼は、
雑音を遠ざける為、ニューヨーク金融街から距離を取り、
ネブラスカ州・オマハに拠点を移転して久しく経ちます。
更に、
金融街は、大富豪たちが地下鉄通勤者から意見を求める、
『世界で最も不思議な場所』と揶揄することもしばしば。
だからこそ、自らは情報を遮断できる環境に居るのです。
知らず知らずのうち、自らが『雑音』に暴露され過ぎて、
汚染されてしまっていないかを振り返る必要があります。
情報という点でも、日常的な『デトックス』は大切です。
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2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太