今日のテーマは、『真のお金持ちと暗号資産(仮想通貨)保有者の本質的な違いとは』です。
2014年に開始した公式ブログも、4月で8年間です。
最近でこそ、
働き方改革(?)により、週休一日制を採用しましたが、
特に、前半4年間は『毎日』の情報発信を心掛けました。
結果、ここまで『2300超』もの記事を積み上げます。
個人的に、どうやら文章を発信することは好きらしくて、
皆さんが想像されるほど、凄い『努力』はしていません。
ただ、
本業ファイナンシャル・プランナーとして活動を通して、
入手する情報は幾多あるので、日々、選択して発信する。
もちろん、
単純に『情報』だけを発信しても面白くありませんから、
自らの思考を通して、ゲシュタルト構築して発信します。
それでも、
クライアントの皆さんを中心に、好意的反応を頂く事で、
『情報発信』のエネルギーが得られている事も確かです。
何のレスポンスもないまま、情報発信することは出来ず、
誰も利益享受していなければ『価値提供』と言えません。
好意的なレスポンスを下さる方々に、心より感謝します。
あくまで『好意的』なレスポンスの方々限定ですが(笑)
話を戻すと、『2000超』もの記事を発信し続けると、
正直、『テーマ』の決定に迷う時も、当然やって来ます。
日々、
パーティーのように面白いイベントが続けば良いですが、
そんなことは有り得ない事は、皆さんご存知の通りです。
むしろ、
人生の『本質』は、地道で、淡々とした繰返しですから、
普通に過ごしては『何もない一日』の方が圧倒的に多い。
実際、
私たち投資家にとって重要な、市場の高騰・下落の日も、
投資をしていない方々には、我関せずで過ぎていきます。
発信者サイドは、常にアンテナを張り続けているのです。
ここまで、
長々と『前置き』を展開していますが、言いたいことは、
本日は、『テーマ』の選定に困っているということ(笑)
そして、
そういう時こそ、日々、『ネタ』を提供し続けてくれる、
暗号資産(仮想通貨)市場を取り上げる時なのです(笑)
なので、本日は暗号資産(仮想通貨)について話します。
年初来、
取引価格を下げ続ける、代表通貨ビット・コインですが、
ここに来て、その『下落傾向』が顕著になって来ました。
事実、
1月第4週の取引価格は『3万4000ドル割』に迫り、
昨年11月の過去最高額からその価値は『半減』します。
現時点、
一旦、『上昇』へと転じ始めているものの力強さはなく、
『3万8000ドル』を下回り推移しているという状況。
2022年初、
その取引価格が『約5万ドル』だったことを考慮すると、
僅か1ヶ月足らずで20%超もの価値が吹き飛びました。
同じレベルの下落(若しくは高騰)が起こったとすれば、
伝統的資産(株式・債権等)市場では『金融危機』です。
しかし、
以前からお伝えする通り、暗号資産(仮想通貨)市場で、
それは、その誕生以来、毎年『日常的』に起きています。
もちろん、
代表通貨ビット・コインに限らず、その他通貨も共通して、
取引価格は、代表通貨にほぼ比例する形で『下落』傾向。
具体的には、
先週一週間、イーサリアムの時価総額は約30%も減少し、
ドージコイン、シバイヌも、同様に30%超と大きく下落。
先日の報道では、
昨年11月のピークを起点として、暗号資産市場全体では、
1兆ドル(日本円換算100兆円超)もの時価総額が消失。
その内、
6000億ドル(約70兆円)がビット・コインですから、
『基軸通貨』の影響力の大きさを窺い知ることが出来ます。
今回、
暗号資産(仮想通貨)市場全体が『下落』に転じた原因は、
各国による、規制強化、取引抑制の姿勢を強めたためです。
元々、
中国は取引の全面規制に乗り出していたことは有名ですが、
先日、ロシアも通貨の使用や、採掘の禁止を決定しました。
他にも、
現存する『法定通過』ベースの金融システムの脅威として、
米国、シンガポール、インドでも規制強化への動きが加速。
確かに、
その技術は、時代を変えうる革新的イノベーションですが、
根底を覆す『プラットフォーム』の変更は障壁もあります。
数年前、
フェイスブック社(当時)発案『Libra:リブラ』構想が、
2022年現在、事実上凍結していることもその証明です。
ボラティリティ(変動率)は、暫く安定化しないでしょう。
それで、
『お金持ち』と『暗号資産保有者』の本質的な違いですが、
『ギャンブラー体質』なのか否かに集約されると考えます。
ご紹介した通り、
僅か1ヶ月に『20%』もの価値変動が常態化する対象に、
私たちは、投資する(出資する)選択肢を持ち合せません。
確かに、
ワンチャン、『賭け』に対して勝つことが出来るのならば、
得られるリターン(報酬)は魅力的なものになるでしょう。
しかし、
仮に、その『賭け』に負けるとなれば、保有資産を棄損し、
その割合によっては『致命傷』になる可能性すらあります。
そこまでして『リスク』を負う価値があるでしょうか??
以前も述べましたが、保有資産『5%未満』なら良いです。
それ以上の取得は、完全な『ギャンブル』と位置付けます。
皆さんが『勝者の戦略』を選択されることを切に願います。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太