今日のテーマは、『世間の多数派を占める方々は、なぜ経済的自由を実現できないのか??』です。
自らの『確定申告』も無事終了し、久々に書き進めます。
普段、
ファイナンシャル・プランナーとしての面談業務を通して、
また、個人投資家という立場を通しても、感じていること。
それは、
世の中で『経済的自由』を達成する人間は極少数派であり、
大多数は『資産形成』すらままならない事に対する不思議。
私見では、本当に、摩訶不思議な『謎』の1つと考えます。
もしも、
スポーツの世界で言う所の、オリンピック出場することや、
『金メダル』を獲得して、世界一になるのなら分かります。
基本的に、
そこには、限られた数の『ポスト』しか存在しませんから、
目指す全ての方々が、目標達成することなど有り得ません。
身近な事例で、企業内の『出世競争』も小さなそれですね。
ご存知の通り、
組織構造は『ピラミッド型』で表され、頂上付近は小さく、
必然、上の役職になる程、該当する人間の数は少なくなる。
オリンピックの事例と比較して、スケールは小さいですが、
こちらも『全員が目標達成できない』という点は同じです。
このように、
『ゼロ・サム』と表現される世界は、立場は明確に分かれ、
大多数の『敗者』の上に、少数の『勝者』が存在している。
しかし、
『無限拡大』を前提条件とする、現代版資本主義社会では、
私たちの『勝ち』は、他者の『負け』により成立しません。
つまり、
本気で、『経済的自由』を目標として、行動するのならば、
誰であれ平等に、実現する『チャンス』はあるということ。
にも関わらず、古今東西、その達成者は『極少数派』です。
私が『不思議』に感じる理由が、ご理解頂けるでしょうか。
間違っても、
目標実現する上での、『知能』が足りないとは思いません。
繰り返しますが、
真の意味での『経済的自由』を実現していくプロセスでは、
突出して明晰な頭脳や、世界クラスの特殊能力は必要ない。
確かに、
『数字』を扱う能力は、高いに越したことはないのですが、
求めるものは、凡人の努力で到達可能なレベルで十分です。
義務教育を完遂された方々は、完全に『有資格者』ですね。
では、
なぜ『経済的自由』を実現する人は圧倒的に少数派か??
それは、
シンプルに『本気で望んでない』の言葉で説明出来ます。
結局、最終的に『精神論的要素』が占めると思うのです。
大多数の方々が、
表面上(言葉上)はそれを希望していると言いながらも、
それを実現する『具体的アクション』が伴っていません。
例えば、
『毎月5万円:年間60万円』を株式に投入したとして、
単純にそれを25年間継続すれば『5000万円』です。
確かに、
保有(純)資産で『5000万円』を達成したとしても、
世界基準で見れば、『お金持ち』でも何でもありません。
しかし、
『まったくお金がない』というレベルでもありませんし、
むしろ、世間の半数以上より『持っている』レベルです。
なぜ、こんな単純なことが出来ないのは、理解に苦しむ。
因みに、
前述の事例は、『年率8%利回り』を想定していますが、
これは、決して『荒唐無稽』な数字でも何でもないです。
それは、
既に歴史が証明していて、連続する15年を超える期間、
投資継続した場合、株式市場はプラスに集約しています。
また、
投資期間『25年間』を超えると株式市場からの恩恵は、
加重平均で『年率8%』が下限値と分かっているのです。
だから、単純にそれ(継続投資)を実行すれば良いだけ。
天才レベルの知能も、世界クラスの特殊能力も必要なく、
再現性が高く、株式市場からリターンは得られるのです。
前述の通り、
『月額5万円』程の積立金額であれば、収入が低くとも、
本業の休日にアルバイトすれば、工面できる金額ですね。
つまり、
『誰でも実行可能』であるにも関わらず、大多数の方が、
『本気で望んでいない』ため、実行・継続が出来ません。
有名な格言の1つに、次のようなフレーズがあります。
『これまでと同じ行動』を取り続けているにも関わらず、
『これまでと違う結果』を求めることを『狂気』と呼ぶ。
少しだけ変化させると、次のフレーズも成立しますよね。
『他の人間と同じ行動』を取り続けているにも関わらず、
『他の人間と違う結果』を求めることを『狂気』と呼ぶ。
あなたは、目標実現を『本気』で望んでいるでしょうか。
実現に向けた『具体的アクション』を起こしていますか。
人生を真剣に考えるなら、ぜひ『行動』してみて下さい。
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現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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