今日のテーマは、『岸田政権が掲げる資産所得倍増計画は、果たして実現するか??』です。
世間的な大型連休も、いよいよ終盤に突入しましたね。
昨日の記事中でも書かせて頂いている通り、私自身は、
一般の方々が『休日』である時こそ繁盛期を迎えます。
気付けば、
直近、面談依頼が集中する状況に突入していましたが、
クライアントさんが時間的に余裕あるという事ですね。
それでも、明日・明後日は一旦手を止めて休養します。
皆さん、残りの休暇期間も良い時間をお過ごし下さい。
本題に入ると、
国民が、3年ぶりに規制なしのGWを満喫している最中、
岸田首相は、英国の金融街シティで講演に臨んでいます。
その中で、
政権の経済政策を『新しい資本主義』なる言葉を用いて、
『資産所得倍増計画』なるものを公の場で発表しました。
確認しておくと、
ここで言う『資産所得』は、労働所得とは性質が異なり、
有価証券(株式)の配当所得等として得られるものです。
昨年(2021年)、
国民資産は『2000兆円』を突破したことが公表され、
日本は、世界で最もポテンシャルを秘める国の1つです。
しかし、
その一方で、預貯金が半分(1000兆円)占めており、
ポテンシャルは、そのまま埋もれる可能性すらあります。
例えば、
ベネズエラという国家は、石油埋蔵量世界No. 1ですが、
有効活用されず、経済的観点で世界最貧国に甘んじます。
『金融』という観点に置き換えた時、日本も同様ですね。
果たして、『資産所得倍増計画』は実現可能なのか??
前述の通り、
『資産保有額』という観点で、理屈上可能なはずですが、
本当に実現するには『概念』の書き換え作業が必要です。
この辺り、
WGIP(戦後教育)の賜物か、皆さん、実感される通り、
未だ『労働所得=美徳』のイメージは根強く存在します。
また、
幼少期から『お金』から遠避けられ、教育機会もない為、
資産運用(投資)に対してのネガティブな印象も蔓延る。
その証拠に、
『不労(資産)所得で生活しています』という人物には、
漠然とした理由から、良くないイメージを持ちますよね。
先ずは、
民族として、根底にある『概念』を刷新する事なくして、
『資産所得倍増計画』の実現も、有り得ないと考えます。
日常の人間関係においても、自らが嫌っている人物から、
決して好かれることなどないことと、全く同様ですよね。
あなたは、『お金』に肯定的な印象を持ってますか??
素直な感情で『資産所得』を求められるでしょうか??
適切に『思考回路』をアップデートすることなくしては、
経済的観点でも自ら『成功』を遠避けることになります。
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対面・オンライン開催ともに、5ヶ月ぶりに再開します。
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井上耕太事務所
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