『ガスト』の摩訶不思議キャンペーンに留まる話では無く。

今日のテーマは『ガストの摩訶不思議キャンペーンに留まる話では無く』です。

 

 

『数字が読めないと、人生は大変なことになる』と題して、

昨日の公式ブログでは、『ガスト』の摩訶不思議キャンペーンをご紹介しました。

 

 

少しだけ振り返ると、

 

 

全国に『1361店舗』ある同社全店を、

『24日間』で完全制覇したら『1000万円(食事券)』が山分けされる企画。

 

 

一見、可能なようですが(?)、

 

 

簡単に計算を進めていくと、1日当り『57店舗』巡る計算になり、

『24時間営業』『不眠不休』前提で、『1時間:2.4店舗』訪れる数字になる。

 

 

更に、

 

 

『移動時間』まで考慮に入れると、来店した1店舗あたり

滞在時間は、平均で『10分』にも満たない計算になります。

 

 

更に更に、

 

 

各店舗で『1000円以上』の飲食が条件付けられていますから、

物理的にかなり厳しい条件の中、『フード・ファイト』要素まで入って来る。

 

 

恐らく、

 

 

このキャンペーンの厳しさは『トライアスロン』の数万倍に迫り、

人知れず、『世界一過酷な賞レース』がスタートしていたことになります。

 

 

これに対して、

 

 

ガスト陣営は『先着50名様限定』と条件付けしていますから、

達成者が『50名』を超えると考えていたとしか考えられず、

とんでもない世界No. 1アスリート集団であった事を伺わせます。

 

 

再度、情報整理していても、面白い企画ですね(笑)

 

 

ただ、

 

 

昨日は長くなったので、記事を終了してしまいましたが、

ここで終わったら、『面白報道紹介ブログ』になってしまいます。

 

 

なので、

 

 

今日は、昨日の公式ブログ記事から派生して、

日本の『社会保障(年金・健康保険)問題』を考えてみましょう。

 

 

主催セミナーでもお伝えする内容ですが、

 

 

結論から言うと、あなたが所属する業界、立場などに関係なく、

『資産形成』していないという事は、今の時代、『人生放棄』を意味します。

 

 

何故か??

 

 

確かに、『私たちの親世代』に中には、既に年金受給している人もおり、

『60歳』での定年退職後も、悠々自適な生活をしているように見えます。

 

 

その生活を見ていると、

 

 

『私たちの世代』も、彼ら・彼女らと同様に『会社員』を全うし、

思考回路をストップしながらも、従順に働く事で報われそうに見えますよね。

 

 

でも、そんな時代は、既に崩壊しています。

 

 

その『サイン』は、現在でも、いくらでも見ることが出来ます。

 

 

例えば、

 

 

2019年度の『一般会計予算』は、概算要求ベースで『100兆円』を超え、

ここ最近、『当たり前』のような感覚で、毎年『過去最高』を更新しています。

 

 

対して、

 

 

『日本国』として、年間の税収は『60兆円』程度を推移しており、

『収入』に対しての『歳出超過』状態は、ずっと、継続しています。

 

 

そして、

 

 

その『差額』はどうしているかと言うと、無い袖は振れませんから、

毎年『約40兆円』の日本国債を『新規発行』する形で、調達し続けている。

 

 

そのような『赤字体質』を数十年間続けている国家に対して、

一体、誰が『国債購入(お金を貸して)』してくれるのか??

 

 

それは、

 

 

私たち『日本国民』に他ならず、銀行・保険・証券はじめ、

国内金融機関を通じて、間接的に購入し続けている状況です。

 

 

『国民資産』自体、

 

 

アベノミクスの嵩上げの結果、『1800兆円』程あると言われていますが、

上記のようなカラクリで、実質『1300兆円』程は、既に、消化済みです。

 

 

そう考えると、

 

 

『ネット(差し引き)』計算では『400兆円』そこそこしか残っておらず、

あと『10年間』程で、『新規国債』の購入原資が国内で枯渇する事になる。

 

 

実際、

 

 

全く『0:ゼロ』になる水準まで放置はしないでしょうから、

ここ『5年間』という短期スパンで、日本経済に『有事』が起こる可能性が高まります。

 

 

『一般会計予算』の話に戻ると、

 

 

『年間100兆円』の予算に占める、『社会保障費』は約30%で、

こちらも、『年間30兆円超』が常態化し、毎年『最高値更新』し続けています。

 

 

その中で、

 

 

『年金』『健康保険』が占める割合が90%を超える訳ですが、

上記を総合して考えると、『既存の社会保障システム』が破綻する事は自明です。

 

 

これが、

 

 

『ガストの摩訶不思議キャンペーン』以上に大切な物事として、

『数字が読めないと、人生は大変なことになる』という『真意』です。

 

 

昨日の記事を読んで、

 

 

『こんなキャンペーン、本当に達成を目指す人間いるのか??』や、

『ガスト陣営、アホやな』と、馬鹿にしていた方々はいませんか??

 

 

しかし、

 

 

もしも、現時点であなたが『資産形成』をスタートしていないとしたら、

私は『ガストキャンペーン』に関わる方々と同じレベルだと見なします。

 

 

彼ら・彼女らの事は、決して『馬鹿』に出来ません。

 

 

何故なら、あなたも同様に『数字』が読めない人なのですから。

 

 

普段、

 

 

クライアントさんに限らず、多くの方々と繋がらせて頂く中で、

日本国は、『識字率』が世界トップクラスに高いにも関わらず、

実社会での『数字』が読めない人が多過ぎます。

 

 

果たして、あなたは、『数字』がきちんと読めますか??

 

 

『読める』だけでは無く、具体的な『行動』を起こしているでしょうか??

 

 

このまま、『それで良し』で進んでいると、

想像以上に近い将来、多くの方々に『有事』が襲いかかると考えます。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

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