今日のテーマは、『あなたは、愚か者に課された税金を支払っていますか??』です。
『愚か者に課された税金』
比較的、よく使われる言葉だと認識していますが、
その言葉を聞いて、何のことかパッと理解出来ますか??
最も典型的なものは、『ギャンブル』ですよね。
ここでは、
『非公営』なものについて論じるのはリスキーなのでやめますが(笑)、
『公営』であるギャンブルについても、実情はかなり『非人道的』です。
例えば、
最も有名な事例でいえば、『宝くじ』の当選金額の期待値は、
購入した金額に対して『0.5未満(0.4程度)』しか有りません。
要は、
仮に、あなたが『1万円』分のそれを購入したと仮定した時、
『お金』を手放した瞬間に、『5000円未満』に減少したと考えられます。
これが、
実際の『貨幣』で取引されたら、この馬鹿なオファーに応じる人間は居ませんが、
『宝くじ』という紙切れが媒介する事で、取引希望者が急増するから不思議です。
どうりで、『宝くじ』の宣伝広告には巨額資金が投入される訳ですね(笑)
有名芸能人を使い、特に、年末にはテレビCMを大々的に流していますが、
売れば売るだけ『利益』が稼げる、『濡れ手に粟』のぼろ儲け商売です。
そして、
この『ドル箱商品』を扱うことのできる『ビジネス』を、
『第一勧銀』から引き続き、政府の息が掛かった『みずほ』独占なのも頷けます。
こんなもん、『民間』に解放したら、収拾がつかなくなってしまいます(笑)
最も有名な『宝くじ』が、最も『暴利』を貪るのは皮肉ですが、
他の『公営ギャンブル』は、幾分、良心的(?)な設計です。
競馬・競輪・競艇等は、
胴元が徴収する『テラ銭』は、『25%程度』に限定されており、
売上総額の『75%』部分を、当選者に配当で配るシステムです。
しかし、
幾分、良心的(?)になったと言えど、期待値『0.75』は良い数字ではなく、
これに興じる方々は、やはり、『経済的合理性』から逸脱していると考えます。
先ほどの『宝くじ』よりはマシですが、
やはり、差し出した『1万円』が即座に『7500円』になる訳で、
その取引に応じる方々を、『賢者』と表現することは難しいです。
そう考えを進めていくと、
『公営ギャンブル』の中で、『テラ銭』が突出して低いのは『パチンコ』であり、
実に、ビジネスを通して売上総額の『98%』を再分配していることになります。
前述の競馬・競輪・競艇と比較した際は『10倍超』の手数料の低さ。
『宝くじ』と比較すると、実に、『30〜60倍』もの良心商売をしていることになります。
もしかしたら、
開店の10時前から、パチンコ店前に列をなす方々は、この辺り、
きちんとソロバンを弾いて、『経済的合理性』の元に行動しているのかも知れません。
、、、、んな訳ないやろ(笑)
やはり、
『愚か者に課された税金』を支払い続けている方々は、
その言葉とおり、『愚か者』と表現するのが正しいと考えます。
しかし、
その彼ら・彼女らが律儀に支払ってくれる『税金』のお陰で、
私たち『善良な市民』の生活が改善しているというのは、皮肉なことですが(笑)
普段、
独立系ファイナンシャル・プランナーとして活動していく中で、
クライアントの皆さんには、『資産形成』のステップを次のようにご紹介しています。
①自らの『収入』を正しく把握する。
(*可能であれば、増やすことも考える。)
②『支出』をコントロールする。
③上記2ステップを繰り返して、『タネ銭(投資の元手)』を作る。
④その『タネ銭』を、長期視点で『資産形成』に振り分けていく。
以上です。
皆さん、理解出来ましたか??
なるべく、『平易』な日本語で表現したつもりです(笑)
恐らく、
上記『4センテンス』を読解できない人はほとんど居ません。
しかし、
この『超簡単』なはずの4ステップも、
実社会で『実践』しようと思えば難しく、
事実、社会に『お金持ち』は少数派です。
まさに、『言うは易し、行うは難し』ですね。
それで、
上記4ステップは、どの項目も重要で『不可欠』なのですが、
今日ご紹介している内容は、『ステップ2』に該当しています。
つまり、『無駄な支出をしない』という事。
職業柄、
私の周りには、経済的に『余裕』のある方々が沢山いますが、
皆さん総じて、『支出』に関する場面では、堅いと感じます。
かく言う私も、
『保有資産』からすれば、かなり堅実な生活をしていると考えており、
例え『10円程度』の金額であっても、『無駄』なものには使いたく有りません。
このような話をすると、
『大きく稼ぐ男は、もっとジャンジャン使うべき』という、
持論を展開する『お馬鹿さん』に遭遇することが稀に有りますが、
その時は、世界一投資家バフェットの話をするようにしています。
『投資資金として活用する方が有効だと考えた為、
フォルクス・ワーゲン・ビートルを20年程も愛車とした』という話を。
最近、
新たな『愚か者に課される税金』の話題も出始めており、
何かと言うと、今後スタートする『コンビニATM手数料有料化』の動きです。
冒頭にも出て来た『みずほ』が先陣切りましたが、
メガバンク系を中心に、回数制限して無料化している『コンビニATM手数料』を、
2020年には、順次『有料化』していく方向で調整に入ったと言われています。
個人的に、
『コンビニATM』を利用した記憶が10年以上無いので関係有りませんが、
この『平日:110円』『休日:220円』も『愚者の税金』ですよね。
『キャッシュレス全盛の時代』ということを差っ引いても、
『お金』を健全な関係性を築いている方が、金融機関に行く頻度は月1、2回です。
繰り返します。
『無駄な支出』をしないようにしよう。
『第2ステップ』を疎かにしている人で、『資産形成』できる人は存在しません。
『お金持ち』になる為に乗り越えるべきステップは、
決して『特別なもの』ではなく、日常で積み重ねる『小さなもの』なのです。
『金融リテラシーを高めて、具体的に資産形成をしたい!』という方に最適なセミナーを、
今月は、神戸・三ノ宮1月28日(火)、大阪・梅田1月29日(水)の日程で開催します。
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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、
人生は、本当に好転していくものだと思います。
ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。
皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太