米国の『教育コスト感覚』に我々が学ぶべき事。

今日のテーマは、『米国の教育コスト感覚に我々が学ぶべき事』です。

 

 

最近、『お金』というテーマから少し遠ざかっていたように思います。

 

 

これから数日は、『ファイナンシャル・プランナーらしく』、

『お金』『資産形成』に関するテーマの記事発信をしていきますね(笑)

 

 

先日のロイターで、興味深い報道が出ていました。

 

 

『米国の大学選び、金融危機時より学費を重視』

 

 

一時期の過熱感は一旦落ち着いたとはいえ、

まだまだ『活況』と言える米国経済下で、

『コストパフォーマンス思考』は金融危機時よりも高まっています。

 

 

しかも、

 

 

先進国社会の共通認識として、

『費用対効果』が最も無視されやすい『教育関連費』においてです。

 

 

具体的に、

 

 

米国・フロリダ州において、生徒や親『1907人』を対象に実施した調査では、

全体の90%が『大学進学は良い投資』と回答する一方、

それは『費用が高額でも入学することを意味しない』と述べています。

 

 

また、

 

 

出願以前に、生徒の『70%』が(教育コストの)高過ぎる大学は除外したと答えており、

これは、同様に回答した生徒が『42%』だった2008年と比較して増加しています。

 

 

これには『親』サイドも同意見のようで、

 

 

全体の『46%』が最初から高額な大学は排除すると答えており、

同『39%』だった2008年と比較しても割合は上がっています。

 

 

更に、

 

 

高額な大学を排除し、『金銭的援助(奨学金制度)』の結果が出てからも精査は続き、

『奨学金』や『助成金』を得てもそれが十分ではなかった場合、

生徒の『69%』は大学入学を実際に辞退していました。(*2017年時点。)

 

 

2008年が『38%』だったことを考えると、これも驚くべき結果です。

 

 

こちらに関しても、親サイドの意見は変わらず、

 

 

『49%』の親が、金銭的援助の申し出を吟味してから、

(それが十分ではなかった場合)大学サイドに『ノー』と言う(入学辞退)と答えています。

 

 

こちらも、2008年には、わずか『30%』の数字でした。

 

 

(*現地ファイナンシャル・プランナーが算出したところ、)

名門『マサチューセッツ工科大学(MIT)』に入学した場合、

1年間にかかる教育関連費総額は『約7万ドル:780万円』。

 

 

対して、

 

 

フロリダの州立大学で同様の専攻をとったところ、

年間教育コストは『2万ドル未満』と、『3分の1未満』にも圧縮されてしまいます。

 

 

この事実を目の当たりにした時、

果たして、私たちは何を考え、『経済的合理性』から冷静な判断が出来るのでしょうか。

 

 

私自身、

 

 

岡山県の地方都市で生まれ育ち、高校までは公立に通ったものの、

卒業後は1年間『浪人生活』を送らせてもらい、

関西の有名国立大学に入学し、4年間通わせて頂きました。

 

 

この事を考えると、

 

 

東京・大阪始めとした大都市圏で私立学校に通っていた人ほどでは無いにせよ、

少なからず『学費』という『教育関連コスト』を掛けて育ててもらいました。

 

 

しかし、

 

 

20代で『会社員生活』に終止符を打ち、

30歳を機に自らビジネスをスタートした今は、『学歴』の全く関係ない世界に生きています。

 

 

その経験から考えると、

 

 

『人』として本当に必要なのは、真の意味での『生きる力』であり、

安易に、『どこどこの大学出身』で生きていけない事を知っています。

 

 

これからこの潮流は更に顕著になり、

 

 

例え、これまで『一流大学』のカテゴリーに分類される大学を出ていようとも、

その人自身が『価値』を創出出来なければ、収入は得られない世の中になります。

 

 

それこそが、『真っ当な評価』とも言えるのですが。

 

 

普段の、クライアントさんの個別面談はもちろん、

資産形成セミナー等を開催していて痛感するのは、

日本ではまだまだ多くの方々が、『教育関連費』は費用対効果を無視して考えがちな事。

 

 

これはあくまで一般論ですが、

 

 

平均値として、私立の中学校に通う場合、年間教育コストは100万円を軽く超え、

これが私立の小学校になると、『年間150万円』にまで迫る勢いとなってきます。

 

 

『高校』までを公立で過ごし、大学を国公立に進学したとしても、

お子さん一人当たりのコスト総額は『1600万円』と言われる時代。

 

 

『教育関連費』についても、聖域なく、

『費用対効果』をしっかりと追及して、

『コストパフォーマンス思考』を取り入れてみてはいかがでしょうか??

 

 

『大学卒業』『一流大学出身』という『プレミアム』についても、

金融商品同様、正当に評価して臨んで行く時代だと考えるのです。

 

 

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『具体的なアクション』を起こすことでのみ、

人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

ぜひ勇気を持って、新たな一歩を踏み出してみてください。

皆さんに直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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