今日のテーマは、『日本の人口減少:5年間で94万人は、果たして真実か??』です。
2022年以降、国内の『人口減少』は最重要テーマです。
ご存知の通り、
日本人口は2008年:1億2808万人でピークを迎え、
以降13年間減少し続けており、今後も、それは続きます。
先月末(11月30日)、
総務省から、昨年実施の国勢調査結果が公表されましたが、
それによると、2020年、国内人口は1億2622万人。
これに対して、
メディアは『5年で94万人の人口減少』と報道しますが、
果たして、上記フレーズは『真実』を表すでしょうか??
仮に、
『5年で94万人の人口減少』が真実だった時、単純計算、
1年あたり『20万人』規模の自然減少ということになる。
以前から、
日本国内における『人口減少』は、問題視されていますが、
前述ペースであれば、そう悲観的ではないかも知れません。
しかし、
私が、このような論調で書き進めるので、お気付きの通り、
『5年で94万人の人口減少』は、真実を表していません。
いや、
日本政府が『数字』を書き換えている訳ではないのですが、
明らかに『ミスリード』させる魂胆が見え隠れしています。
結論から言うと、
直近5年間(2016年〜2020年)で日本人の総数は、
現実は『178万人』と、報道の2倍ペースで減少します。
しかし、
同時に公表された、外国人居住者数:84万人増加により、
純粋な『日本人』としての減少幅がマスキングされました。
同期間、
日本国内における外国人居住者は40%を超えて増加し、
2020年の『275万人』は、開国以来、過去最高値。
それでも、
純粋な『日本人』の減少幅を、打ち消すまでには至らず、
『マスキング効果』として機能したという結論なのです。
総務省の統計では、
2030年、日本人口は『1億1520万人』を記録し、
この数字は2021年から『1100万人』の減少です。
これから、
減少スピードは加速度的に増していくことが考えられて、
『移民』を嫌う国民性で、カバーすることは不可能です。
前述、
国内の外国人居住者を『過去最高値』と表現しましたが、
総人口に占めるシェアは『2.18%』と先進諸国で最低。
もちろん、
『島国』という地理的要因も、大きく関係していますが、
数千年間続いた『民族性』を、一瞬で変えることは困難。
因みに、
今から20年後となる、『2040年』を迎える頃には、
純粋な『日本人』は、今から2000万人程減少します。
仮に、
天変地異で『2000万人』規模の移民を迎え入れても、
『社会保障制度』の担い手は長期定住者である国民です。
海外から、
多く『労働力』を迎え入れたとしても、日本国が抱える、
根本的な問題は、決して、『一筋縄』では解決しません。
私たちは、
『社会保障制度』がこれから直面する『厳しい現実』に、
目を逸らすことなく、直視していく必要があるでしょう。
気付かないフリをしていても、近い将来必ず直面します。
凡ゆる物事に共通して、顕在化後は挽回不可能ですから。
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