今日のテーマは、『正しい行動を選択できるのは、常に少数派だという真実』です。
直近、米国・日本とも共通して、市場は低迷しています。
必然、
この場面において、利益を上げる市場参加者も少ない為、
社会全体としての『投資熱』も、概して低迷しがちです。
反対に、
市場が『過熱し過ぎている場面』では、放っておいても、
資金を投入したい『新規流入者』は、爆発的に増えます。
この辺り、
人間が『本能』として持っている性質かも知れませんが、
他人の『儲かった!』に遅れを取りたくない心理ですね。
典型例は、何度も登場している暗号資産(仮想通貨)で、
新規流入者の動向により、その取引価格は乱高下します。
ビットコインの価格が上がれば、出資希望者も増加する。
反対に、価格が下落局面に転じたら、一斉退出が始まる。
まさに、『鶏が先か、卵が先か』理論が展開されますね。
投資の世界では、
『素人が会場に入れば、パーティー終了』の格言もあり、
この言葉も歴史的に『正しい』ことが証明されています。
先月、
公式ブログでも取り上げた『利上げ延期』の予測は外れ、
覇権国・米国の『利上げ』は、確実なものとなりました。
そればかりか、
『2022年』全体通しての利上げペースも加速気味で、
状況を考えれば、年内の『パーティー再開』には悲観的。
必然、
2022年前半戦はおろか、中長期的なスパンで見ても、
株式市場を筆頭、投資環境は低空飛行を続けるでしょう。
それに伴い、
短期視点で『利益』を得られるチャンスは減少するので、
既に、市場参加している者(投資家)の保有資産は減少。
冒頭から展開した理論では、このような場面においては、
新たに資金投入する投資家は、ほとんど居なくなります。
古今東西、共通して、誰しも『損』はしたくありません。
反対に、『楽して(短期間で)儲けたい!』も本能です。
このような時、私たちが考えるべき『真理』があります。
『正しい行動』を選択するのは、『少数派』という真実。
特に、
和を以って尊しとなす大和民族は、多数派を好みますが、
その選択が、『正しい』かどうかの判断は独立事象です。
むしろ、
人間の本質には『易きに流れる』という性質もあるので、
思考回路を止めて、『多数派』を選択することはリスク。
同じように、思考回路をストップして判断するのならば、
『少数派』を選択する方が、勝率は高くなると考えます。
話を戻すと、
一般的に『投資熱』が低調になっている、現在の相場で、
いかに、淡々と、投資額を積み上げるかがポイントです。
この辺り、
きちんと『真理』を理解している投資家ならば、反対に、
『低空飛行』している相場を、歓迎することも出来ます。
この時期に積み上げた資産により、利益は齎されるから。
あなた自身が、『少数派』の正しい行動を取れなければ、
『経済的自由』の実現も、厳しい道のりになりそうです。
世間が騒いでいない時、粛々と資産を積み上げて下さい。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
——————————————————————–
*個人面談ご希望の方は、直接お問合せ頂けたら幸いです。
*井上耕太事務所:michiamokota0421@gmail.com
——————————————————————–
井上耕太事務所
代表 井上耕太