今日のテーマは、『多くの方々が目指すべきは、幸せな小金持ちというゴール』です。
一般に『お金』は多くあるほど良いと考えられがちです。
私自身、
社会人のなり立て、右も左も分からなかった20代前半、
前述した考え方が、完全に正しいと思い込んでいました。
例えば、
将来的は年商◉億円事業を立ち上げ、個人年収も億超え、
必然、保有資産も数十〜数百億円レベルで達成したいと。
しかし、
そのギラギラした思考回路は、間違いであることが多く、
凡ゆる物ごとに共通して、『適切な程度』が存在します。
この辺り、
自ら消費できる量を超えて『食糧』を備蓄したとしても、
超過分は、腐らせるという事例が分かり易いでしょうか。
兎に角、物ごとには『塩梅』が存在するとご理解下さい。
こと『お金』にも、
扱うことの出来る『器』は、それぞれ決まっているため、
限度を超えて流れ込むものは禍(わざわい)を招きます。
*巷では不動産保有者が『資産◉億円』と喧伝しますが、
そのキャッチーなフレーズに騙されてしまうのは論外。
*厳密な保有資産は『純資産』で計測されるのが常識で、
借入(融資)を除くと彼らの保有資産はほぼゼロです。
日本に『経済的自由』の概念を広めたベストセラー作家、
本田健さんは『幸せな小金持ち』という言葉を用います。
その概念が示すのは、
無尽蔵に『お金』を求めるのではなく、自らを満たして、
幸福に生きるには、想像より低い基準で良いというもの。
具体的には、
年収3000万円・保有資産6000万円を達成すれば、
『お金』について不自由することなく生きていける、と。
1つだけ断ると、
同氏が、上記の概念を提唱したのは10年以上前なので、
貨幣価値の下落分を考慮すると、若干数字は変化します。
それでも、
年収の基準値は『3000万円』のままで良いと思うし、
保有資産も、せいぜい『1億円』といった所が適当です。
個人の体感でも、上記水準が最も心地よく生きられます。
冒頭お伝えした通り、器を超えて『お金』を保有しても、
ポジティブな面だけでなく様々な弊害も生まれて来ます。
もし仮に、
多く保有することが周知されると、他人はもちろんの事、
血縁関係のある親族など、様々な人間が言い寄ってくる。
また、当局からのマークも、必然的に厳しくなりますね。
明日は、そのことにも触れて、書き進めていきましょう。
オープン形式(どなたでも参加可能)の主催セミナーを、
対面・オンライン形式とも、現在、定期開催しています。
——————————————————————–
■11/25(金)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@大阪・梅田■
■11/29(火)将来のお金の不安が2時間で解決するセミナー@オンライン■
——————————————————————–
*オープンセミナーは予告なく終了の可能性があります。
受講希望される方は、有効活用して頂けたら幸いです。
*個人面談受講を希望される方は、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(公式)michiamokota0421@gmail.com
井上耕太事務所
代表 井上耕太