今日のテーマは、『精神的に自立・自律していない人間は、資産形成においても成功しない』です。
もしかしたら、
一般の方々にとっては意外に思われるかも知れませんが、
資産形成(投資)にもメンタルは大きく関与しています。
一つの証拠として、
義務教育を修了して四則計算が出来ない人はいませんが、
数字に『円』の単位が付いた途端ミスする人が急増する。
むしろ、
語尾に『円』が付された状態で、いつもの冷静さを保ち、
意識清明なまま話せる人のほうが少数派かも知れません。
それほど、『円』には魅力・魔力があるということです。
兎に角、
ここでは資産形成・投資ひいてはお金そのものについて、
メンタルが密接に関わっていることを理解してください。
そして、
タイトルにある通り精神的に自立・自立していない人は、
経済的観点でも上手くいく可能性が極めて低くなります。
例えば、
分かりやすい事例では、ギャンブル依存症を患う人間が、
経済的自由を実現できると考えている人はいませんよね。
一説によると、
ギャンブル依存症は人口全体約1.5%存在すると言われ、
総人口を1.25億人とするとその数は200万人に迫る。
意外にも、
全国各地に様々な支援団体が存在しているのとは裏腹に、
彼ら・彼女らにしてはいけないのは手を差し伸べること。
もちろん、
100%の善意からするそれ(支援)が依存心を助長し、
望む方向(自立・自律)から逆に遠避けてしまうのです。
最適な方法は、
彼ら・彼女らに、自らしたことへの『責任』を取らせて、
敢えて突き放すことで、本人の自立・自律心を養うこと。
同様の事例では、
『買いもの依存症』を患っている方々も挙げられますが、
本来は自らが脳内で分泌すべき快楽ホルモンが機能せず、
外部刺激(買いもの)によって強制分泌させている状態。
語弊を恐れず言うと、
これらは他の依存同様、精神疾患に分類することが出来、
常に自分以外の何か・誰かを拠り所として生きています。
実際、
『お金』に直結すること以外も、依存癖がある人たちは、
人生全体として上手くいく可能性が極めて低くなります。
恐らく、
本人すらも意識していない心の奥底・根底の概念として、
誰か助けてくれるという甘えが存在するのだと思います。
言わずもがな、依存癖の人には誰も手を差し伸べません。
もしも、
あなたが将来的に経済的自由を実現したいと考えるなら、
先ずは自らのメンタルをきちんと自立・自律させること。
それなくして、人生を通して真の成功も獲得できません。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
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