今日のテーマは、『これからの時代、暗号資産(仮想通貨)は投資対象となり得るか??』です。
かなり久しぶりに『暗号資産』をテーマとして扱います。
最後に記事を書いたときのことを全く思い出せないので、
それが、長い期間が空いてしまったことの証明でしょう。
世間的な興味・関心も、薄かったのではないでしょうか。
少しだけ調べると、
暗号資産業界の代表通貨『ビットコイン』の取引価格は、
9月前半時点『2万7000ドル』前後で推移している。
この数字は、
過去最高値の『4割』ほどの価格に甘んじているものの、
2022年末時点から比較して6割ほど上昇している値。
更に、
私たちが居住する日本は『円安要因』もプラスされる為、
円換算した取引価格は『約380万円』にまで上昇する。
元々、
高いボラティリティ(変動率)を誇る投機対象でしたが、
取引価格としても、大衆の心を掴むには十分な数字です。
来年(2024年)は、
生誕15周年を迎えますが、一口に暗号資産と言っても、
今や、それは大きく『2種類』に分類されると言います。
その分類とは、
想像よりシンプルで『ビットコイン』か『それ以外』か、
以前、メディア露出の多かったホストの名言のようです。
事実、
暗号資産全体として『100兆円』と言われる市場の内、
ビットコインの時価総額は『70兆円超』を占めている。
断トツのシェアを誇り、
有名な『ランチェスター経営戦略』を当て嵌めてみても、
完璧な『独占状態』が確立されていることが分かります。
正直言って、
私は、暗号資産(仮想通貨)分野の専門家でもなければ、
熱烈な信奉者でもない為、将来性を正確に理解しません。
しかし、
1つ言えることは『それ以外』に分類されるものたちが、
有益な投資対象になる可能性は、極限に低いということ。
一説によると、
2023年現在、地球上に存在している暗号資産の数は、
今や、ざっと2万種類を超えているとも言われています。
対して、
自治を認められる国・地域数は『200』ほどですから、
各々が法定通貨を持つとしても、その数は知れています。
暗号資産が地球上に2万種も存在しているという現状が、
如何に『馬鹿げていること』であるかが証明されている。
元々、
その誕生の理由に既得権への対応があったと思いますが、
玉石混交を極める今、明らかに本末転倒という状態です。
以前から、繰り返しお伝えしていますが、現時点で私は、
暗号資産(仮想通貨)の保有も、保有歴すらありません。
将来的に、決済手段として有用性が確立する時が来たら、
保有資産の中の一定割合、分散する可能性もありますが。
注意散漫になりがちな一般の方々にお伝えしたいことは、
地に足つけた感覚を持って資産形成に臨もうということ。
『持たざる者』は人生を懸けてギャンブルし続けますが、
『持つ者』ほどリスクを冒す必要性が低減していきます。
——————————————————————–
2023年1月より【セミリタイア期間】に入っており、
今後の【資産形成セミナー】の開催は、完全に未定です。
*ビジネスに関するお問い合せは、直接ご連絡ください。
*井上耕太事務所(代表)michiamokota0421@gmail.com
——————————————————————–
井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太