今日のテーマは、『あなたは、正しいお金持ちの測定方法を理解していますか??』です。
タイトルに採用した質問ですが、いかがでしょうか??
異なるフレーズなら、
あなたは、自分自身が、どのような状態を実現できたら、
『お金持ちになった』と思うことが出来るでしょう??
多くの人が勘違いしますが、決して年収ではありません。
確かに、
『年収』が高いことは、圧倒的なアドバンテージですが、
その条件を達成しても、お金持ちではない人は多いです。
実際、
私の個人面談をご受講いただく方でも、初回面談する際、
高年収が『保有資産』とリンクしないケースが割と日常。
ここで、
『保有資産を殆ど持たない』というのは、私の基準では、
純資産で、『1000万円未満』の方々を指しています。
少しだけ、
フライングしてしまいましたが、『お金持ち』の基準は、
その人が所有する『純資産』の規模で測る事が出来ます。
恐らく、
『金融リテラシー』が高い人や、ご家庭では、定期的に、
自らの『バランスシート』をチェックされていますよね。
そうすることで、
個人であれ、組織・企業であれ、財政状況は丸裸になり、
その健全性を、一目瞭然で把握できるようになるのです。
少しだけ説明すると、
『純資産』とは、あなたが保有する『資産』の総額から、
『負債』を差し引いたあと、残ってくる数字のことです。
よくあるのが、
マイホームを購入して、浮かれている一般的な会社員が、
ローン残高を考慮して『債務超過』に陥っているケース。
一般論として、
『夢』という要素が多分に含まれる『マイホーム』には、
ファイナンス上無視できない『プレミアム』が乗ります。
その結果、
『契約書に署名・捺印した瞬間』とほぼ時を同じくして、
一瞬で、『純資産』を吹き飛ばすことが可能になります。
巷で、
『経済的自由』の概念が、市民権を得て、久しいですが、
現実問題、最低基準として『純資産1億円』は必要です。
仮に、
『純資産1億円』を実現したとして、有価証券の割合は、
投資に対して積極的な方でも『8000万円』ほどです。
*実際『1億円』という資産総額に対して、現金比率を、
『2割』程度まで抑えられる日本人は、ほぼいません。
この時、
株式が生み出す利回りを、平均で『年率5%』とすると、
年間の不労所得は、『400万円』ほどと算出されます。
ここから、
差し引かれる『税金』も考慮すると、若干、目減りして、
現実的な手取り額は『月間30万円』程に落ち着きます。
恐らく、
多くの方々にとって、『1億円』は夢の数字でしょうが、
物ごとを現実的に考えると、リアルな数字が導かれます。
世の中で、
『経済的自由』を実現している人を、分類した調査では、
経営者・自営業者・開業医で、全体の過半数を占めます。
元も子もない話ですが、
『年収が高いこと』は途轍もないアドバンテージなので、
それを実現する速度、達成率も高くなる傾向にあります。
余談ですが、
私自身、会社員時代、10年後の希望年収を書かされて、
相当譲歩して『2000万円』と記載した事があります。
その時、
研修担当者が『ちょっと厳しいかな』と笑ったのを見て、
『会社員』という立場に、失望したことを覚えています。
少し前の調査では、
『年収1500万円』を達成している人は、日本全体で、
30万人、納税者の1.1%しか存在しないと聞きました。
平成生まれのZ世代が『悟る』気持ちも分からんでもない。
成熟経済下の日本では、なかなか『夢』が持てませんね。
それでも、
野村総研の直近(と言っても、2019年)の調査では、
日本の『金融資産1億円世帯』は133万世帯あります。
総世帯数『約5200万』に対するそれは『2.4%』で、
この数字は、直近10年間、大きく変動をしていません。
当然、
その大半を、前述の職業(経営者・医師)が占めますが、
約20%は年収1000万円未満の会社員と言われます。
『夢』を捨てずに、少しずつ積み上げていきましょう!
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