今日のテーマは、『私たちの世代のサバイバル術は、時代遅れの意見を聞かないこと』です。
タイトルに『私たちの世代』という言葉を入れましたが、
これは20代、30代の比較的若い世代を表しています。
いや、
この世代(20代、30代)は100%関係するだけで、
40代から50代前半の方々も、恐らく逃げきれません。
これからは、個々が自助努力で資産を構築していく時代。
確定要素が少なく、
『定年退職』というものがいつになるか分かりませんが、
自ら資産形成なくして、必ず訪れる老後は生き抜けない。
しかし、
何故かその『サバイバル術』として取り上げられるのは、
既存の『公的年金システム』を活用するものが溢れます。
確かに、
国家(日本政府)が提供するシステムに迎合することで、
情報発信者サイドが得られるメリットは、多々あります。
例えば、
年金制度の肯定は、教科書上『正しい』とされている為、
その意見に対して、批判を受けるリスクは低減できます。
また、
この議論に限らず、長いものには巻かれて生きることで、
様々なものと戦わずして、楽に生きられるのも事実です。
しかし、
それが、果たして、本当に正しい選択・行動かといえば、
私自身、どう転んでも、納得することが出来ないのです。
公的年金システム肯定派の主張は、大きく『3つ』です。
①今後65歳に延長される加入期間を有効活用(?)し、
なるべく、年金受給額を『満額』へと近付けましょう。
②これまでの加入期間で、免除・猶予期間があるひとは、
可能な限り遡って、年金保険料を『追納』しましょう。
③余力があればお得な(?)『付加年金』も加入しよう。
更に、
65歳を超えて、まだ『労働収入』を得られている人は、
受給開始年齢を繰り下げて、年間受給額をアップしよう。
ここまで述べれば、彼ら・彼女らの主張はほぼ網羅です。
昨日の公式ブログで、
『資産形成で日本人が取り戻すべき経済感覚』と題して、
大多数が陥る、ファイナンス上の間違いを指摘しました。
結局、
年金制度の話題は、支払い総額を取り戻せるかに終始し、
投資期間(加入期間)を考慮すれば、完全にナンセンス。
恐らく、
友人に対して、渋々貸すことになった『100万円』を、
40年後、同額で返済するオファーを受ける人はいない。
しかし、
融資をする相手が『友人』から『国家』に変わった途端、
殆ど全ての国民が、すんなりとオファーを受け入れます。
ここで、
はっきり断っておくと、私自身、これまでの加入期間で、
『年金保険料』は滞納することなく全て支払っています。
もちろん、
この制度が『任意加入』であるなら、絶対入りませんが、
『強制加入』である以上、資産差し押さえなど望まない。
だからこそ、
『保険料納付』という国民義務はきちんと果たした上で、
その制度に対して『ネガティブ』な見解を述べています。
非居住者にでもならない限り、強制徴収は免れ得ません。
公的年金は、それはそれとして、ルールを遵守した上で、
プラスα本物の『老後資産』を準備する必要があります。
時代に生き遅れている人たちの意見に従っているうちは、
これからの未来に、私たちは生き残ることが出来ません。
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