今日のテーマは、『あなたは、仕事に機械人間化して取り組んでませんか??』です。
昨日、一昨日と続けて『会社員』の方々にとっては、
いや、それに固執する方には耳が痛い話をしました。
勿論、
社会全体として潮流変化は起こっていますが、特に、
最も守られた存在の『被雇用者』で、変動率が高い。
元々、
私たち事業者・経営者は、『変化すること』自体が、
どの時代も『定常状態』とインプットされています。
つまり、
時間の流れと共に、常に『変化』は起こると認識し、
その『変化』自体をキャッチ・アップしようとする。
しかし、
特に、大企業に就職した方々などは『安定』を求め、
自然界の必然である『変化』を嫌う傾向があります。
確かに、
1960年代後半から、2000年代前半までなら、
『変化』を避けても、生き延びれたかも知れません。
ただ、
ご存知の通り、そんな時代はとっくに終焉していて、
20年前の『常識』は、全て書き換えられています。
数年前、
AI(人工知能)進化が注目された時期がありますが、
その際、多くの仕事が奪われると話題になりました。
海外諸国でも、
2020年代の10年間で、現時点存在する仕事の、
50%から60%が失われてしまうとの調査結果が。
日本においては、
生産労働性が低いと見做された為か、海外基準より、
相当高い80%ほどの代替率であったと記憶します。
前述、
『仕事が失われる』と表現しましたが、その意味は、
決して『仕事が消えてなくなる』事ではありません。
勿論、
一部、本当に『消滅する仕事』もあるのでしょうが、
大部分は『機械に代替される』と表現した方が正確。
それは既に始まっていて、街中でも散見されますね。
スーパーマーケット、コンビニ『レジ係』と言えば、
典型的事例として、イメージして頂き易いでしょう。
僅か数年前、
その仕事は『海外労働者』により代替されましたが、
現在では、仕事そのものが『機械化』されています。
大都市圏を中心に、セルフレジ全盛の時代ですよね。
果たして、
それにより『仕事を失った』方々が、事実を認識し、
『健全な危機感』を抱いているかは甚だ疑問ですが。
以前、
日本人の『平均年収』が、直近30年間もの長期間、
殆ど上昇なく、横ばい傾向であるとご紹介しました。
日本全体として、
要は『誰でもできる仕事』をする人間が多いことが、
このような結果(惨状)を招く原因かも知れません。
代替される危機感で言えば、金融の世界も同じです。
かつて、
業界のトップに君臨したプライベート・バンカーは、
2022年現在、殆ど『過去の産物』化しています。
実際、
個人資産として『数億円』規模を所有する方々でも、
PB以外の選択肢を取る方々も、大多数いるでしょう。
この分野でも、
日進月歩の進化により、情報・投資手法が解放され、
世界に存在していた『歪み』は、調整されつつある。
例えば、
全世界の経済成長(インデックス)に投資するなど、
かつて存在しなかった、堅実を極めた投資手法です。
ドル・コスト戦略でも、ある程度の資産は作れます。
しかし、
他の凡ゆる業界同様、この分野(金融)においても、
『最も大切な情報』は、ネット上には出て来ません。
最終的に、『人』を介在して情報交換されるのです。
少しだけ例を挙げるなら、投資におけるトレンドは、
新興国にある企業が発行する『米ドル建債権』です。
未だ、
中国恒大発・中国の不動産リスクは燻り続けますが、
ここでも、債権の内部情報は簡単に表に出て来ない。
結局、
私たちは、マスメディアによる報道を視聴する形で、
『結果が判明した後』に、結果のみ知ることになる。
その結果が出る迄に、
市場の情報を読み解き、『内部情報』にアクセスし、
決断を下し『利益』を得ている人間がいるはずです。
とてもじゃないけど、これでディールに乗れません。
よって、インサイド情報を入手する脈が得られる迄、
私自身、この分野に手を出そうとは考えていません。
それよりも、自ら得る脈を有効活用することが先決。
それが、
自らが独立系ファイナンシャル・プランナーとして、
生き残っていく、『生命線』になると考えています。
話を戻して、最後に1つ大切な質問をして終えます。
あなたは、『機械人間化』して仕事してませんか??
所属業界が何処であれ、そのような働き方をしては、
近い将来、あなたの仕事は『失われて』しまいます。
『代替されない働き方』を考えることが、重要です。
オープン開催(どなたでも参加可)資産形成セミナーは、
現時点、2022年以降の開催スケジュールが未定です。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太