今日のテーマは『逃げ切れません』です★
昨日のブログで、従来の『確定給付型』年金から、
現在は『確定拠出型』年金に移行しているという話をしました。
これを聞いて、50代、60代の方々は、
『良かった。自分は確定給付型なので逃げ切った!』
と勘違いされているのではないでしょうか。
結論から言うと『逃げ切れません』ので悪しからず。
これは少し考えてみると当たり前です。
・『確定給付型年金』
→積立・運用金額と目標額の差額を企業が補填。
ということでしたが、補填する『お金』がなかったら、
企業側も支払うことができません。
実際にそういう事態も起こってきてて、
JAL:日本航空はOB世代の30%、現役の50%、
確定給付型年金の給付カットを実行中です。
しかし、これは特別なことではありません。
日本の人口統計では、これから2050年に向けて、
日本の人口は75%、9000万人になると予想されています。
ということはどういう事かと言うと、
企業でも、現役世代より退職世代の人数が大きく上回り、
『確定給付』の積立不足が続出するということです。
これからの企業の存続は、現在の売上状況の他に、
この『レガシーコスト』にも大きく左右されていきます。
僕の個人的な意見では、これを乗り越えられるのは
『相当体力のある数%の企業』だけではないでしょうか。
20代、30代の皆さん、
『仕事・出世だけに集中しとけば良い』という、
自分達の上司の言葉に惑わされないでください。
彼らとは、時代がまったく違います。
*そもそも、彼らも自分の状況をわかっていません。
40代の皆さん、今の人生はあなたがやってきたことの結果です。
これから気合い入れて頑張っていきましょう。
大学卒業後、20代前半から社会人スタートし、
定年退職65歳までの約40年間。
この期間ずっと安泰な企業なんて、
正直あるかどうかも誰にもわかりません。
労働期間よりも、企業寿命が短い時代に、
もうとっくに突入しています。
企業、政府に頼るのではなく、
『自分の人生は、自分で切り開く!』という覚悟がある人だけ、
ぜひ僕のお金のセッションにお越し頂けたらと思います★
きっと、希望をお示しできると思います(^o^)!