今日のテーマは、『世間の流行に簡単に踊らされない人が、資産形成において成功する』です。
昨日の公式ブログでは、
『上位8.4%になるために心掛けるべきこと』と題して、
経済的自由人になるための2つの真理をご紹介しました。
まず一つは、
複数の収入源を確保することを意識・具体的に実践して、
常に、収入全体をベースアップ出来るよう心掛けること。
そして、
もう一つは、もし仮に収入のベースアップを実現しても、
それに乗じて安易に生活レベルを上げてしまわないこと。
もちろん、
独立系ファイナンシャル・プランナーとしての立場から、
元手資金を効率的に運用することも当然推奨しています。
しかし、
日本国内は保有(純)資産3000万円未満のマス層が、
約4213万世帯と全体75%強を占めているのが現状。
厳しい言い方をすれば、
日本国民8割に迫る大半の方々は、資産形成しようにも、
十分な元手がないためスタートラインにすら立てません。
先ずは、
『あたりまえ』に思えることでも一旦謙虚さを取り戻し、
自らコントロール可能な2項目の実践を徹底して下さい。
特に、
後者(生活レベル・コストを上げないこと)は重要且つ、
現代社会では、実践することが中々困難になっています。
何故なら、
年々、セル(sell)サイドの攻勢も激しさを増しており、
強く意識しない限り、支出のリスクは巷に溢れ返るから。
例えば、
昭和〜平成の時代であれば『〇〇商戦』と名が付くのは、
クリスマスー正月の年末年始に限定されていましたよね。
それが今では、
他国・他文化のイベントを何も考えずに取り入れた結果、
1年間を通して絶えず『〇〇商戦』が溢れ返っています。
今はまさに、
『ブラック・フライデー』なる週末のイベントに向けて、
メディアを通じて徹底的にCMに曝露されていますよね。
全く馴染みのない行事のため、少しだけ調べてみました。
起点は、
収穫と幸福に感謝と犠牲を捧げる行事とされる感謝祭で、
米国では、毎年11月の第4木曜日に設定されています。
そして、
感謝祭の翌日は、休暇を取ることが一般的になっており、
小売店を中心として在庫一掃セールをすることが慣例に。
それが派生して、
前提をすっ飛ばしてブラックフライデーのみが注目され、
社会全体で大規模セールを開催する運びとなっています。
その結果、
簡単に『世間の流行』に踊らされてしまう方々を中心に、
必要量以上のモノ・サービスの購入が常態化しています。
本当に必要か否か、価値判断を完全に見失っていますね。
実は、
人生全体を通して、必要なモノは想像する以上に少なく、
その真理を理解していることも経済的自由人の特徴です。
私自身にとっては『自由』こそ最も大切な価値観ですね。
あなたは、簡単に『世間の流行』に踊らされてませんか。
現代は、思考能力のない人を徹底的に喰いものにします。
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昨年(2023年)よりセミリタイア生活に入っており、
今後の主催セミナー(オープン形式)の開催は未定です。
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井上耕太事務所(独立系FP事務所)
代表 井上耕太