今日のテーマは、『【会社員】という立場でも、【複数収入源確保】は必須の時代に』です。
『新型ウイルス』をめぐる報道が、連日続きますね。
2020年2月、中国・武漢で出現が報じられてから、
もう直ぐ、まる『1年間』が経過することになります。
ある1つの『特定の話題』が、ここまで長期間継続して、
メディアを通して報じられることも、経験が無いですね。
それだけ、『インパクト』の大きな危機の渦中に、私たちはいるという事です。
社会を取り巻く状況も、刻一刻と、変化しています。
活動拠点とする大阪では、医療現場は全国トップクラスに逼迫し、
遂には、『自衛隊』に対して派遣要請をするレベルまで陥ります。
果たして、
『飲食業界』のみ、槍玉にあげることが適切なのか分かりませんが、
都心部の繁華街を中心に、再び、厳しい時短営業要請される見込み。
『悲痛な声』が響く通り、
自治体から支給される、手薄い『時短要請協力金』では、
事業継続する上で運営コストの『足し』にもなりません。
かと言って、
『経済循環(人間の循環)』を、一旦、スロー・ダウンさせなければ、
感染患者数が増大しているエリアは、医療崩壊の危険性すらあります。
極論、
どのような『判断・決断』を下したとしても、必ず『賛否』はあり、
『メリット』しか存在しない『優秀な選択肢』は、存在し得ません。
それ故、
『デメリット』も受け入れた上で、最大効力を発揮する判断こそ、
今、全国の行政トップ・国家トップに求められていると考えます。
今年だけでも、もう何度も痛感させられていますが、
『まさか』って、本当に人生の中で起こるんですね。
直接的な影響を受ける業界・業種に所属する方々に関わらず、
今、『会社員』という立場を取り巻く環境は、厳しそうです。
日本経済新聞の調査では、
今冬(2020年)支給される、大手上場企業の平均賞与額は、
前年比▲8.55%マイナスの、加重平均『76万1786円』。
実に、
1人あたり平均支給額が『80万円』の基準を下回るのは、
『2014年』以来、6年ぶりの水準という事になります。
前年比下落率自体、
2009年、サブプライム・ショック直後(*)には及びませんが、
それでも、データ比較可能な1978年以降で『2番目』の下落率。
(*前回、金融危機直後の下落率は前年比▲14.93%マイナス。)
緊急事態宣言解除直後、
今夏の賞与平均が、前年比『▲5.37%』のマイナスですから、
約5ヵ月を経て、企業業績がより深刻化したことが分かります。
当然、
この数値には、業種・業界によって大きく変動しており、
交通・小売・観光・外食産業等『非製造業』分類業種は、
前年比『▲14.60%』マイナスの大幅下落を余儀なくされます。
中でも、
最も、業績下落が顕著な『航空産業』においては、
全日本空輸(ANA)が創業以来初の賞与支給ゼロ。
普段はライバル会社となる、
日本航空(JAL)は、前年比『▲80%』マイナスとなる、
平均支給額『約16万円』、中小企業並みの『寸志』です。
そこまででは無いにせよ、
当然に、『飲食業界』も厳しい風が吹き荒れており、
軒並み、前年比『▲20%』マイナスを計上します。
メディア等では、
『この逆境の中、業績を伸ばす業界・企業も!!』と、
華々しく報じられているケースも、稀に目にしますが、
視聴率獲得の『客寄せパンダ』は、社会的には極少数です。
『だから、頑張ろう!!』とは、なかなか行きませんよね(笑)
また、
『企業』サイドも、『生き残り』をかけて、必死に道を模索しており、
上場企業の『希望・早期退職募集人数』も、例年比較して突出します。
先週までで、
該当企業数は『90社』に上り、こちらも、サブプライム以来の水準。
累計募集人数は、公表されているものだけで『1万8000人』規模。
更に、
前回の金融危機(サブプライム)発生時は、一時的な金融メルトダウンを、
世界的な『大規模金融緩和』で対応した為、比較的、早期に収束しました。
しかし、
今回の『新型ウイルス』問題は、それよりも長期化が見込まれており、
それに伴い、世界全体としての『経済回復』も遅れると予想されます。
そうなると、
企業業績にも、ボディー・ブローのようにダメージを与える事になり、
この傾向(給与・賞与・雇用者数減少)は、来年以降にも継続します。
事実、
現時点、既に、早期・希望退職募集企業は『9社』存在し、
合計募集人数も『約2000人』に迫る勢いで増加します。
当然、
このまま『経済循環』が回復しなければ、状況は悪化し、
これら『負の数字』も、どんどん増加すると予想します。
私たちは、
勝手に、今年(2020年)が『底』だと考えていましたが、
もしかしたら、例年以降に『悪夢』があるのかも知れません。
例えば、
私のように、自ら『事業』を行っている人間からすれば、
『複数収入源』を確保しておく事は、常識中の常識です。
どの社長さんも、
どんなに、『本業』となる収入源が大きく確保されていても、
『相関性』の異なる分野での『収入源』は、必ず保有します。
その先見性こそが、『経営者』としてのセンス(才能)と言えますね。
ただ、
『アフター・コロナ』の時代においては、『会社員』という立場でも、
『複数収入源』を確保することは、必須となる時代だと考えています。
仮に、
単独収入源で、1つの基準値『年収1000万円』を得ていても、
事業的観点から見れば、『大口受注:1件』に依存する状況です。
もしも、
そのような事業形態で、ビジネスを展開する経営者がいたら、
周囲からは『お馬鹿さん』というレッテルを貼られてしまう。
『会社員』においても、まったく同様ですよね。
本業とする『資産形成』の観点でも、『収入確保』の観点でも、
『危機的状況』に陥った人間を救うことは、実質、不可能です。
以前はよく使った表現ですが、『平時』と感じる時から、
将来の想定外を見据えて、『準備』を進める必要がある。
現在、私たちが生きる『2020年』においても、
全く、その言葉がそのまま当て嵌まると考えます。
定期開催する『資産形成セミナー』は、今後も、暫くの期間、
『リアル』『オンライン(Zoom)』を並行して開催します。
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ご希望頂いた方への『1対1:個別受講』も対応させて頂きます。
(*この時期限定のご対応です。)
その場合、
通常開催(集合セミナー形式)より『濃い』情報をご提供出来ますので、
受講希望される方は、この機会を、ぜひ有効活用して頂けたら幸いです。
(*予告なく終了する場合もありますので、ご了承下さい。)
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下記アドレスまで、直接お問い合わせ頂けたら幸いです。
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井上耕太事務所
代表 井上耕太