今日のテーマは、『人は【未知なるもの】に対して、【恐怖心】を抱いてしまう』です。
『新型コロナ・ウイルス』の感染拡大が、止まりませんね。
直近では、
日本における、1日での新規感染者も『1000人』を超えて、
国内の現在感染者数も『1万3000人』を突破して来ました。
この数字は、
今春、大都市圏から始まり、47都道府県へと拡大した、
『緊急事態宣言』発令下のものより、断然多い数字です。
基本的に、
気温も下がり、人間の免疫力も低下し、空気も乾燥する冬季は、
春季・夏季と比較して、『感染症』の流行が起こりやすいもの。
また、
マークすべき感染症も、『新型コロナ』以外に存在しており、
それらとの『同時感染』も、リスクとして考えられています。
自然に考えれば、これまで以上の『感染拡大』が起こるでしょうね。
いくら注意しても、『完全』は有り得ないので、致し方ない事です。
世界に目を向けると、『日本』以上に深刻な状況の国もあります。
『第一波』『第二波』とも、世界最大の龍広告となった『米国』は、
現在、1日での新規感染者数が『15万人』を突破する異常事態に。
また、
累計感染者数『1100万人超』も、世界全体の『5分の1』を占めており、
累計死者数『約25万人』も、残念ながら、『世界ワーストを』記録します。
更に、
深刻なのは、『感染大国』が軒を連ねる欧州エリアで、
感染拡大地域は、再び『ロック・ダウン』する動きも。
もともと、
『先進国』という位置付けながら、『貧しい国家』だった南欧では、
経済活動の減速に伴い、『絶対的貧困層』の増加も問題視されます。
例えば、
『南欧』を象徴する国家である『イタリア』においては、
『コロナ前』の時点でさえ、国民の『約8%』にあたる、
『500万人規模』の貧困層が存在すると言われました。
日本以上に、
『観光産業』の寄与度が高い同国では、コロナ禍により、
前述の『絶対的貧困層』増大が社会問題と化しています。
もともと、
大半が『貯蓄』などという概念すらない国民性でしょうから、
『保有資産ゼロ世帯』も、全土で広がっていることでしょう。
しかし、
私が、今日の『公式ブログ』を通して述べたいことは、
新型ウイルス感染拡大でも、貧困層増加問題でもなく、
現在の状況が『メディア』により作られたパンデミックということです。
既に、
多くの聡明な専門家の先生方々も、情報発信されている通り、
『新型コロナ』自体は、取り立てて騒ぐものでは有りません。
幸いなことに、
私も含めて、友人・知人には既感染者は存在しませんが、
クライアントにも多い医療関係者の方々からの情報では、
『通常の風邪』と考えて、まったく問題が無いのだそう。
確かに、
日本全国での累計感染者数も『約12万人』にのぼり、
累計での関連死者数も『2000人』に迫っています。
また、
世界全体に目を向けると、累計感染者数は『5500万人』に迫り、
累計の関連死者数は『130万人』という数字を突破して来ました。
このような数字を列挙すると、『過敏』に反応してしまいますよね。
しかし、
では、これが『インフルエンザ』ならどうなるかと考えると、
『累計感染者数』『死者数』とも、天文学的倍率になります。
仮に、
『日本国内』という一部地域に限局して考えても、
『大流行』と表現される年においては、1年間で、
死者数が『1万人超』を記録する年も多々あります。
では、
『インフルエンザ大流行』が、メディア報道される年において、
『緊急事態宣言』が発令され、『経済活動』ストップするのか??
この質問に対する問いは、明確に『NO』ですよね。
何故なら、
『インフルエンザ・ウイルス』は、過去から知られた存在であり、
どれだけ猛威を奮おうとも、リスクは過大評価されないからです。
対して、
『新型コロナ・ウイルス』は、今年、新たに発生したものであり、
メディアを通した『報道映え』もした為、過剰にリスク喚起され、
人類に対して、強い『恐怖心』を植え付けてしまいました。
基本的に、
人間は、『未知なるもの』と遭遇すると『恐怖心』を抱いて、
その結果『行動抑制』するプログラムが書き込まれています。
『新型コロナ・ウイルス』の事例も、その典型ですよね。
現在の状況において、
日本政府も、『経済活動』を抑制する施策は講じていませんが、
その背景にある要因は別として、私もそのスタンスに賛同です。
再び『経済活動』を止めるようなことがあれば、
今度は『経済的要因』による死者数が増大する。
既に、
そのサインは『国内自殺者数』の増加により示されますが、
雇用環境の悪化等を考えれば、暫く、影響は続くでしょう。
確かに、
『リスク』を楽観視することは、何事を通しても望ましくなく、
『過度な楽観視』は、物事の『致命傷』になる場面もあります。
しかし、
同様に、『過度な悲観』も致命傷に至るケースも多く存在しており、
私たちは、今、そのことを『新型ウイルス』を通して学んでいます。
これから、冬季の『流行拡大』が自然に予想されていますが、
それでも、『経済活動』は、絶対にストップしてはならない。
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