『不可解さ』が際立ちはじめた、『ある紙幣』の存在。

今日のテーマは、『不可解さが際立ちはじめた、ある紙幣の存在』です。

 

 

昨日の公式ブログでは、一昨日の夜発表された、

2024年に予定される『紙幣刷新』の話題を取り上げました。

 

 

定期的にこのイベントを迎える主目的が『偽造防止』であれば、

『キャッシュ・レス』の波が押し寄せる現代に、時代錯誤です。

 

 

実際、

 

 

世の中のあらゆる分野で『表』と『裏』が存在するのは常で、

今回の『紙幣刷新』についても、『偽造防止』とは他の『真意』が存在する。

 

 

それは、

 

 

日本の『歴史』を紐解いても見えてくるものがあり、

過去に『GDP比200%超』の借金を積み上げた際、

『国民資産』を没収して解消したのは有名な話です。

 

 

そして、

 

 

その『国民資産没収スキーム』の第一弾として、

『紙幣刷新』というステップが活用されたという事は、『歴史上の事実』です。

 

 

もしかしたら、

 

 

『それは、1945年、かなり昔の話だから、、、、』と、

公式ブログ読者の方々の中にも、言われる方がいるかも知れない。

 

 

ただし、

 

 

『世界』に目を向けたら、そのような事は茶飯事で起こっており、

例えば、2016年にインドが高額紙幣の使用を禁止した事は記憶に新しいです。

 

 

この時は、

 

 

年末差し迫った『11月8日』に、当時首相であったモディ氏が、

『本日を以て、500ルピー札、1000ルピー札を廃止する』旨を、突如発表。

 

 

国民は、

 

 

『年内(2016年)』を期限に、金融機関で『新紙幣』と交換しなければならず、

2017年新年のスタートから、『旧紙幣』使用者を逮捕する『強攻策』に出ます。

 

 

流石、カオスの国『インド』(笑)

 

 

カースト上位の『超富裕層』の方々が、自国紙幣を全く信用せず、

『貴金属』『宝石』『外貨』へとせっせと転換していくのも納得ですね。

 

 

また、

 

 

『紙幣刷新』とは少し話が逸れますが、経済的混乱が続く『ベネズエラ』で、

『貨幣価値』を10万分の1に切り下げる『デノミ』が断行されたのは昨年の話。

 

 

想像すると恐ろしいですが、

 

 

あなたが金融機関に預金していた『1000万円』が、

その施行前後の期間を経て、『100円』まで資産減少した計算になります。

 

 

こちらも、

 

 

『国家累計債務』の実質的な減少政策と、

『国民資産没収』を同時に行う、『代表的なスキーム』ですね。

 

 

そう考えると、

 

 

国家が『貨幣価値』を操作する出来事は定期的に起こっており、

2019年の現代においても、全ての国がリスクを孕みながら進んでいます。

 

 

視点を広く持ち、

 

 

『他者に学ぶ』精神で、日々アンテナを張っておかなければ、

あなたの人生全体に、多大な『リスク』が降りかかる可能性が高いと考えます。

 

 

ところで、

 

 

世間的には『忘れ去られている感』が満載ですが、

今回の『紙幣刷新』の報道の中で、全く触れられていないものが有ります。

 

 

ちなみに、

 

 

『紙幣以外に、500円も新しくなりますよね??』という話では有りません(笑)

 

 

私自身、

 

 

彼(その対象)とはかれこれ『少なくとも10年以上』も会ってないので、

今回の報道が出てくるまで、完全に記憶から消え去っていました。

 

 

勘の良い方なら、『ピン!』と来た方もいらっしゃいますよね。

 

 

そう、日本国民の『約98%』がその存在を忘れ去っている、

『2000円札』という『摩訶不思議な紙幣』についてです。

 

 

先程、

 

 

『少なくとも10年以上会っていない』と表現しましたが、

より正確に言うと、一生涯で記憶上『2回』しか出会ったことが有りません。

 

 

発行当時、

 

 

何故か『各種自動販売機』でも取り扱えない状況だった事もあり、

恐らく、受け取った方々も、それを早々に手放そうとしましたよね。

 

 

意外にも、

 

 

その発行量は、全国で『10億枚』ほどにも上るそうで、

この数字は、現行の『5千円札』の2倍にも相当するようです。

 

 

にしては、全く出会いませんよね(笑)

 

 

そして、

 

 

今回の『紙幣刷新』にも一人『蚊帳の外』状態に追いやられ、

『刷新無し』『現行継続』という事を、消去法的に知らされています。

 

 

こちらも意図不明ですが、

 

 

このタイミング(2024年の紙幣刷新)を以って、

『2000円札を廃止しよう!』という動きにも、ならないのだとか。

 

 

この状況において、

 

 

財務省理財局は『今後も流通・活用してほしい』と考えているようで、

その普及に向けて、パンフレット等の資材準備も進めていると言います。

 

 

益々、『不可解さ』ばかりが高まります。

 

 

『現行2000円札』を残すことの意味は、どこにあるのでしょうか??

 

 

個人的には、これは『抜け道』だと考えています。

 

 

日本において、

 

 

『キャッシュレス』が海外諸国並みに進行しないのは、

『現金取引』の方が都合が良い、と考える方々が存在するからに他なりません。

 

 

前述の通り、

 

 

『2000円札』の流通量は、全国で『10億枚』ですから、

単純計算、合計で『2兆円分』の裏街道が残されていることになります。

 

 

仮に、

 

 

『(一般)国民資産』を没収する形で、債務解消の動きを取るとしても、

『2兆円』分の抜け道を用意したまま進行させれば、中枢の人間の恩恵としては十分。

 

 

もしかしたら、

 

 

近い将来、『プレミアム』を上乗せした形で、

『2000円札』が取引される時代が来るかも知れませんね(笑)

 

 

今日の話は、完全に『深読み』かも知れません。

 

 

しかし、強ち『無い話』ではないとも考えています。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
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