楽観ムード漂う『適温相場』は、いつまで続くのか??

今日のテーマは、『楽観ムード漂う適温相場は、いつまで続くのか??』です。

 

 

常々、

 

 

情報発信させて頂いていることですが、2019年終盤に差し掛かり、

世界的に『株式市場』は、とても『高水準』で推移し続けています。

 

 

一般的には、

 

 

『世界経済減速』が中長期的な見方となっており、また、

『米中貿易戦争』も、一時期より落ち着いたものの、完全に解決していません。

 

 

欧州に目を移しても、

 

 

先進諸国の中で、数少ない『経済優等生』である「ドイツ』までもが、

『リセッション(景気減速)』に突入したという見方も現れています。

 

 

にも関わらず、

 

 

冒頭の通り、一部の国・地域を除いて、各国『株式市場』は好調を維持しており、

『リスク』を孕みながらも、非常に『堅調過ぎる』推移を見せているのです。

 

 

実際に、

 

 

本日(11月11日)こそ6日ぶりに反落で市場を終えたものの、

日経平均株価の終値は『2万3,331.84円』で大台をキープ。

 

 

米国市場も、

 

 

日本時間今夜の始まり方は分かりませんが、『NYダウ平均株価』は、

先週終値で『2万7,681.24ドル』の過去最高水準を、未だ記録しています。

 

 

この2ヶ国に限らず、

 

 

世界の株式市場全体の値動きを示している『MSCI全世界株価指数』も、

過去最高値に迫る勢いで、『550』を完全に射程圏に捉えています。

 

 

また、

 

 

サッカーW杯、リオデジャネイロ五輪後の不況に喘いでいたブラジルも、

ここに来て、株式指数が『過去最高値』を更新するまでに市場が回復。

 

 

更に、

 

 

日本同様に長期低迷を見せていた『台湾市場』も、

『29年ぶりの高値回復』と、明らかに世界市場に『楽観ムード』が漂っています。

 

 

当然の話ですが、

 

 

市場参加者(投資家)も、前述の『リスク』が解決してない事は承知の上で、

積極的に『リスク資産』へと、資金移転を進め続けているのです。

 

 

そもそも、

 

 

一般的に考えて、『株式市場』は、現状の『実体』をそのまま映すのではなく、

『少し先の未来(半年〜1年程)』の希望的観測を表していると言われています。

 

 

つまり、

 

 

上記のような『資金移転』が起こっているという事は、

市場参加者(投資家)の方々が、中長期的に市場を『楽観視』しているという事です。

 

 

実際、

 

 

それは『数値』にも明確に表れていて、米国株の今後1ヶ月での変動率を占う、

『VIX指数:恐怖指数』も、このところ、完全に落ち着きを取り戻しています。

 

 

また、

 

 

先進諸国を中心に、各国政府は『低金利政策維持』を表明していますから、

この状況も『追い風』となり、投資家は『リスク資産』購入へとシフトし始めました。

 

 

一時期、

 

 

軒並み『マイナス利回り』という異次元状態を記録していた、

『債券市場』も、ここに来て、一気に利回りが『プラス領域』に転じています。

 

 

ただし、

 

 

この『正常化』は、そのまま手放しで喜べるものでは決してなく、

債券市場での『ターム・プレミアム』反転・急上昇のシグナルは、

歴史的に見て、『相場下落の警鐘』として捉えられているのです。

 

 

要は、

 

 

市場参加者が『楽観論』を抱き過ぎていて、『実体』を大幅に乖離して、

『リスク資産(株式市場・不動産市場等)』に資金が流入し過ぎている可能性がある。

 

 

この辺り、

 

 

40代中盤以降の方々は、『実体験』としてご経験あるように、

1989年に『市場最高値』を記録した後『大下落』を見せた、

日本の『バブル市場』と同様のことが起こっているという事です。

 

 

昨今のトレンドでは、

 

 

市場の『下落・上昇』どちらの局面でも『利益』が発生する仕組み、

『デリバティブ(金融派生商品)』なるものも、市場に多分に組み込まれています。

 

 

その規模は、

 

 

世界全体で、年々、増加の一途を辿っていると言われており、

『数千兆円規模』で収まる(?)という試算から、

『数十京円規模』に迫ると言われる程、市場に内包されています。

 

 

何れにせよ、

 

 

その存在が、市場暴落時の『傷の深さ』をかつて無いほどに深いものとしており、

2008年に起こった金融危機は、『100年に1度』では無いかも知れないのです。

 

 

ここで話していてもしょうがないのですが、

 

 

現行の金融システム上、仕掛けるサイドの方々は『売り逃げ』が可能となっており、

彼らが市場に仕込んだ『時限爆弾』が、実際に爆発することがあったとしても、

彼らはそれまでに『多大なる利益』を享受し、『ツケ』は公的資金で支払われます。

 

 

だからこそ、『リスク』を恐れる事なく、『ギャンブル』し続けられるのです。

 

 

今、世界市場で起こっている『株高・資産高』は、完全なる『パーティー』です。

 

 

それに浮かれて、一緒に踊り続けるのではなく、

冷静な視点を持って、長期視点での『資産形成』を心掛けていきましょう。

 

 

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人生は、本当に好転していくものだと思います。

 

 

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皆さんに、直接お会い出来るのを楽しみにしております。

 

 

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井上耕太事務所

代表 井上耕太

ABOUTこの記事をかいた人

井上 耕太

・独立系FP事務所【井上耕太事務所】代表。
・1984年4月21日生まれ。岡山県津山市出身。
・2008年 国立大学法人【神戸大学】卒業。

【保有資格】
・CFP®(国際ライセンス:認可番号 J-90244311)
・1級ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格:認可番号 第F11421005598号)

【活動実績】
・個人面談【人生を変えるお金のセッション】受講者は400組を超えており(*2022年4月時点)、活動拠点・大阪のみならず、全国から面談依頼が舞い込む。

【クライアント】
・経営者、医療従事者(医師、看護師、薬剤師 etc.)、会社員(上場企業勤務、若しくは、年収500万円以上)

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・自らの情報提供・プラン提案により、クライアントさんの【経済的自由】実現を初志貫徹でサポートする。

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